■おすすめの本
▽『聴こえない母に訊きにいく』
著:五十嵐大
出版社:柏書房
「優生保護法」障害者が生まれることを防止し、女性が産むことを管理しようとした悪法が存在した時代、母はどのように生き、ぼくはどのようにして生まれたのか。コーダ(聴こえない親をもつ、聴こえる子どものこと)である息子が未来に進むために描く、小さな家族の歴史。
▽『コメンテーター』
著:奥田英朗
出版社:文藝春秋
低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとするが、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言か!?直木賞受賞作「空中ブランコ」のトンデモ精神科医・伊良部の人気シリーズが17年ぶりに復活!
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■6月のおはなし会
※コロナウィルス感染症の影響により中止になる場合もあります。
今回は、絵本作家の西平あかねさん(長崎県在住)を紹介します。
主な作品に「おばけかぞく」シリーズや「ぶんかいきょうだい」「おはいんなさい」などがあり、5月には、おばけかぞくシリーズの新刊「おばけのこままわしたいかい」も発売されました。長崎の美しい風景をモチーフとして作品にそっと反映させているとのこと…その辺りも意識して読んでみたら新たな発見があるかもしれません。
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