令和4年度決算報告(2)

2／42

2023.10.13 長崎県波佐見町

◆歳出

◇歳出の概要
歳出については、職員給与などの人件費、社会保障関連の扶助費、地方債(借金)の元利償還金である公債費を合わせた義務的経費が31億1747万円(9.2%減)、物件費や補助費等のその他の経費が51億6279万円(3.8%減)、普通建設事業や災害復旧事業の投資的経費が大幅増の22億9694万円(78.2%増)となり、総額は前年度から4億8732万円増の105億7720万円となりました。
義務的経費については、職員等に係る人件費が2914万円減、子育て世帯や非課税世帯への臨時特別給付金の影響により扶助費が2億7604万円減、総合文化会館建設事業(H8借入分)や鴻ノ巣公園(公園緑地分)整備事業(H13借入分)など過去に借り入れた地方債の償還終了によって公債費が990万円減となりました。
その他の経費については、燃料費等の高騰による光熱水費の増加や各種事業に係る委託料の増加により物件費が2033万円増、新型コロナウイルス感染症対策事業費の大幅減により補助費等が3873万円減、ふるさとづくり応援基金や財政調整基金等への積立金が2億7541万円減となりました。
投資的経費については、普通建設事業が新庁舎建設事業、小中学校トイレ改修(洋式化)事業、土地区画整理事業、道路整備(改良及び舗装)事業、稗木場地区急傾斜地対策事業等により6億1084万円増、災害復旧事業が令和3年8月豪雨災害に伴う災害復旧等により3億9702万円増となりました。

◇歳出用語説明
人件費：職員の給与や手当、議員報酬、各委員会委員の報酬などの経費
扶助費：児童手当、認定こども園・保育所への給付費、障害者福祉費、老人福祉費、医療費助成など社会保障費にあたる経費
公債費：過去に借り入れた地方債(借金)の元利償還金
物件費：行政事務経費(旅費、消耗品費、通信運搬費、委託料、備品購入費など)
維持補修費：自治体が管理する道路、施設などの維持補修費
補助費等：各種団体への補助金や複数の市町で構成している団体等への負担金など
繰出金：一般会計から各特別会計に支出される経費

◆波佐見町の決算を家計簿に例えると…
・町民1人当たりの収入額
(単位：円)