こんにちは。薬剤師の村岡祥司です。今回「波佐見町地域安心連携ノート」について薬局サイドでのノートへの記入やその情報がどう生かされるかについてお話しします。
リングでとじられた連携ノートの中の水色の「処方薬のリスト」という紙があります。その紙に「お薬手帳」での処方薬のリストを時系列で貼っていきます。内容は前回の処方と何が違っているのか、なぜ変更されたのか、処方された日付とサインを必ず手書き(赤色)で記入する様にしています。ご自分で服薬できない患者さんはご家族にわかるように薬の飲み方を記入してあります。例えば食後、食前、食間、寝る前、起床時等です。状態がどう変化しているのかを医科、歯科、薬局、介護、行政で患者さんの情報を共有するものです。できるだけ連携ノートを介護サービス事業所、病院、歯科、薬局の窓口に出すようにしてください。介護サービスを利用されるすべての方にケアマネジャーさんがお渡しします。
最近窓口にノートを出される件数が少しずつ増えてきました。波佐見町の住み慣れた町で自分らしい生活を送れるように介護→自立へのプラン(目標)が達成できるように薬局でも微力ながら力を注ぎたいと思います。
地域安心連携ノート検討委員 村岡薬局 薬剤師 村岡祥司
問い合わせ:波佐見町地域包括支援センター
【電話】85-2976
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