◆第12回 波佐見町の飲酒文化の成熟に向けて
お酒に関する話を、1年間連載してきました。
第1回は、お酒の単位について、「ドリンク」(純アルコール10g=1ドリンクと定義)という話から始まりました。
他には、無理なくできそうな目標設定をして『飲酒日記』をつけてみることや、アルコールと生活習慣病、睡眠、認知症、うつ病や自殺との関係についての話や、『飲酒運転』の話、おすすめのおつまみについてもご紹介しました。
お酒には悪いことばかりではなく、俗に“飲みニケーション”とも言われる交流の手段として、地域や職場の関係づくりのコミュニケーションの場になるという一面もあるかもしれませんが、『今の飲み方では体や心への悪影響があるかもしれない」という気づきになって、少しでも飲酒文化が成熟することを願っています。お酒のいい面も悪い面も両方を理解した上で、上手に付き合える人が一人でも増えれば幸いです。
お酒にまつわる相談や悩みは一人で抱えずに、保健師やかかりつけ医に遠慮なくお声かけください。
◇適度な1日の飲酒量…男性は2ドリンク
2ドリンクの目安(女性・高齢者は半分)
・ビール中ビン 1本
・日本酒 1合弱
・焼酎 0.5合強
4ドリンク以上
生活習慣病の危険が高まる。
6ドリンク以上
多量飲酒!大けがや依存症の危険が高まる。
依存症の危険が高い。
問い合わせ:子ども・健康保険課 健康増進班
【電話】80-6650
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