文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集 農業・漁業を全面サポート(2)

2/30

長崎県西海市

▽農家さんに聞きました
岡本航平(おかもとこうへい)さん
教員を経て妻の実家へ就農しました。妻と3人の子どもの5人家族です。
就農したきっかけは、結婚前に妻の御両親が作ったプラムを食べたことです。
そのおいしさに感動し、この味を絶やしてはいけない!農業をやりたい!と思いました。就農2年目で仕事にやりがいを感じています。

Q.就農して良かった点を教えてください。
A.
良かった点は子どもの学校行事に参加できるようになったことです。また、自然と触れ合える環境で子育てができることは良いことだと感じています。
雨の日でも私たちは作業をします。そんな日に子どもたちは、ビニールハウスの中で追いかけっこをしたり、ピクニックをしたりして遊んでいます。
妻の父の農園ですので、隣に師匠がいて、分からないことはすぐに聞ける恵まれた環境で働けているなと日々感じています。

Q.支援事業はどのように活用されていますか?
A.
築30年のビニールハウスを大規模修繕しているところです。大切に使用されているビニールハウスですが、経年劣化した部分があります。
その修繕や防除機、配達用の車両購入などに活用でき助かっています。

Q.これから就農する方、または就農したいが迷っている方にアドバイスをお願いします。
A.
就農している若者は意外と多いです。「青年農業者の会」という団体もあり、そこで意見交換や悩んでいることを相談する場として活用できます。また、西海市は補助事業も充実しており就農環境が良いと感じています。やってみたらおもしろいので一緒に頑張りましょう。

▽漁師さんに聞きました
岩本巧(いわもとたくみ)さん
父と妻、3人の子どもと暮らす41歳です。
祖父も父も漁業をしていた影響で、子どもの頃からずっと海で遊んでいました。その頃から「将来は漁師になるんだろうな」と漠然と考えていたのですが、実際に漁師として必死に頑張ってきて、あっという間に23年目になりました。

Q.漁師になって良かった点を教えてください。
A.
自分のタイミングで漁へ行くかどうかを判断できるので、時間の融通が効くところですかね。もちろん天気や潮の流れなどもみていますよ。
潮の流れが早すぎる時に漁に出ても、網が流されたりしてせっかく仕掛けたものが回収できないという事態になることがあります。そんな事は絶対に避けたいので、無理には漁に出ないようにしています。

Q.利用して良かった支援事業などありますか?
A.
漁船リース事業を活用しています。船が新しくなったことで、漁場の開拓などができ色々行けるようになりました。船も以前より大きくなったこと、エンジンが新しくなったことで安心して漁に出られるようになりました。

Q.これから漁師を目指す方へのメッセージをお願いします。
A.
どんな仕事でも同じだとは思いますが、やはり甘くはないです。漁師を目指す方にどれだけのやる気があるかだと思います。西海市には漁師を目指す方に向けての支援事業があります。
漁業研修体験なども利用できるので、様々な事業を活用し、ぜひ多くの方々に漁師を目指してもらえたら嬉しいです。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU