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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ(2)

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長崎県西海市

西海市議会議長 宮本一昭
明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、日頃より市議会活動に対しまして、温かいご支援、ご協力を賜り、心より厚くお礼を申し上げます。

昨年を振り返りますと、スポーツでは、ワールド・ベースボール・クラシックにおきまして日本代表は7戦全勝で3大会ぶり3回目の優勝を果たしました。

そして、バスケットボールワールドカップで、日本代表はアジア1位の座に輝き、パリ五輪の出場権を獲得し、日本中を熱狂させ、人々に感動を与えてくれました。

また、この数年、新型コロナウイルス感染症により行動が制限されておりましたが、5月の大型連休後に、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に変更されて以降、街中に人出が増え、マスクを外す人の姿も多くなりました。そして、自粛されておりました市内のイベントも開催されるようになり、活気が戻ってきております。

そのような中で、本市におきましては、11月に「ぎゅぎゅっと!西海フェス」が開催され、多くの店舗が一堂に集まり、姉妹都市である宮崎県西都市、北海道広尾町からも出店があり、市内外から多くの方々が来場され、大盛況となりました。このように本来の生活と失われた地域のにぎわいが元に戻り始めたことに喜びを感じた年でもありました。

一方、台風や大雨による大きな災害の発生はなかったものの、10月27日に発生した雹ひょう被害におきましては、果樹や露地野菜の農作物被害やビニールハウス、牛舎等の農業用施設に甚大な被害が発生しました。被災されたすべての皆様に心からお見舞いを申し上げます。
さて、新型コロナウイルス以降、人々の生活が大きく変化してきましたが、現在ICTやAI技術を活用し、デジタル化が進んでいる中で、豊かで便利な社会づくりを進めるためには若い力が必要であります。

現在西海市に暮らす皆様の満足度を得ることはもちろんのことですが、市外の若い人たちに「選ばれるまちづくり」についても併せて進める必要があります。
本市の最大にして喫緊の課題である人口減少対策、豊かな西海市を後世に引き継ぐための政策として、雇用の確保や創出、子育て支援、医療や教育の充実など根幹となる諸施策とともに、多様な選択肢の確保に向けて取り組んで行かなければならないと考えます。

我々市議会は、引き続き市民の皆様の負託に応えるべく、皆様の言葉に耳を傾け、信頼される議会を目指していくとともに、議員自らの政策形成能力を高め、市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりを目指すように努めてまいります。

今年の干支の「たつ」にまつわる故事成語やことわざなどはたくさんありますが、竜頭蛇尾に終わることなく、また画竜点睛を欠くことなく、持てる力を存分に発揮して、飛躍する1年にしていきたいと考えておりますので、本年も何卒格別のご指導とご厚誼を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
結びにあたり、皆様にとりましても令和6年が大きく飛躍する年となり、明るく実りあふれた素晴らしい1年となりますよう、心よりお祈り申し上げ新年のごあいさつといたします。

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