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自治体の皆さまへ

ひろがる つながる地域コミュニティのチカラ(2)

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長崎県西海市

▽崎戸
《崎戸地区公民館》
館長 加藤 一司(かとういちし)さん
崎戸地区の行政区長からの声かけで、崎戸地区公民館長になり6年目。子どもからお年寄りまで楽しめるイベントの企画や運営をしている

Q.崎戸スマイル健康体育まつりを開催した経緯は?
コロナ前は地区対抗の崎戸地区体育祭を行っていましたが、少子高齢化と人口減少に伴いすべての人が参加するのが難しくなりました。そこで昨年初めて「崎戸スマイル健康体育まつり」を開催。体育館で崎戸にまつわるクイズや紙飛行機を2階から誰が一番遠くに飛ばせるかという競技など子どもからお年寄りまで楽しめるイベントにしました。大崎高校の野球部にも協力してもらい、会場設営や一緒にイベントに参加をしてもらい地域全員で盛り上がる行事となりました。

Q.そのほかに実施している地域のイベントはありますか?
1月には新春餅つき大会を、2月には初の試みで長崎あざみ会をお招きし崎戸落語会を開催しました。8月には子どもたちの夏休みを利用し、海からふるさとを見ようという企画を実施。船で崎戸の周りを1周しました。コロナ禍でも実施できた「ふるさとを描こう」は23年続いている歴史ある行事です。

Q.活動への思いと今後の抱負は?
少子高齢化で人口が減少していますが、子どもから高齢者まで楽しめるようなイベントを実施したいです。今後は映画の名作鑑賞など芸術を身近に感じられるようなイベントが企画できたら良いなと考えています。

▽大島
《太田尾地区代表》
村田 利夫(むらたとしお)さん
若い時から地域活動に取り組み、7年前から太田尾の自治会長を務める。マレーシア等10か国以上の海外派遣やホームステイ、地域イベントを実施

Q.活動内容は?
子どもを中心とした行事を活発に行っています。夏休みには親子で大村市の図書館や空港などの見学を行い、2月には豆まきをしながら太田尾地区の家を周りました。お土産にお菓子をもらいみんなで分けるのも楽しみの一つです。その他歓送迎会は、各親子がコミュニケーションできる場を作るようにしています。また、太田尾地区全体の活動を住民全員で共有できるよう毎年ふるさとだより太田尾を発行しています。

Q.コミュニティに関する思い
子ども中心の活動を行えば、親もついて来て、おばあちゃんおじいちゃんも一緒に参加するようになる。子どもが楽しめば、自然に大人も一生懸命になります。楽しかった思い出が次の世代にもまた繋がる。そうやってコミュニティをたやさず、地域の活性化にも繋がっていると思います。

Q.今後の抱負について
太田尾地区でも人口減少が問題です。昨年「長崎西海移住定住サポートセンター」(oodao.t.murata@kiu.biglobe.ne.jp)を設立しました。西海市と連携して、空き家・空き地等の相談ができる窓口として、市内外の方々に住める環境を整えるお手伝いができればと思っています。お気軽にお電話ください。
【電話】090-9582-3287
村田(宅地建物取引士)

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