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[特集]山茶花高原に吹く新しい風 移住者が生み出す新たな躍動(2)

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長崎県諫早市

■地元が盛り上がると嬉しい
私は小長井町出身で、今は埼玉県川越市に住んでいます。生まれ故郷のことをたくさん配信してくれている下崎さんのインスタグラムをたまたま見て、帰省のタイミングで、今日は山茶花高原にやって来ました。
小長井町は、小学校統廃合や過疎化などの人口減少の話があり、少し寂しい気持ちになっていましたが、若い人の移住や地元に残る人たちが地元のために頑張っている姿を見ると、とても嬉しくて、遠くからですが応援したいと思っています。
田川 敏明(たがわ としあき)さん
(埼玉県川越市在住)

■動き始めた山茶花高原
山茶花高原は、昭和63年に「山茶花自然公園」として開業し、今年で35年目を迎えます。平成3年に、「ピクニックパーク」が完成、平成8年のピーク時には年間54万人の来場者があるなど、とても賑わいのある施設でした。
しかし現在は、施設の老朽化など、オープン当初の賑わいこそ消えてしまいましたが、知る人ぞ知るコアなファンの存在や、コロナ禍によって山茶花高原の魅力が再認識されたこと、そして何より、若い移住者が新しくスタッフとして加わったことで、少しずつ変化が生まれています。
とは言え、まだまだ課題が山積み。広大な敷地の管理、老朽化した設備をどうするか、この場所まで足を運ぶ人を増やすためには…。考え出すと切りがないとか。これまで働いていたスタッフと移住者である新しいスタッフとの意見が合わないこともしばしば。
しかし、これこそが、山茶花高原にとっての、新しい風⦅大きな変化⦆なのではないでしょうか。最近では、利用者も少しずつ増え、テレビなどメディアの取材も入るようになり、スタッフの表情も、今まで以上に明るくなってきています。山茶花高原に関わるたくさんの人たちが得意分野を活かしながら、刺激し合い、山茶花高原の可能性を膨らませているのです。

さまざまな人たちの知恵や工夫で、大切に守り育てられてきた山茶花高原は、まさに今、新しいステージに向かって動き始めました。ぜひ皆さんも、高原に吹き始めた風を感じに、足を運んでみてください。

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