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市民がまちを誇れるまちづくりを

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長崎県長崎市

長崎市長 鈴木史朗

■まちの基盤をつかって新たな価値を
出島メッセ長崎や西九州新幹線が開業するなど、「100年に一度のまちづくり」が進む長崎市。これまで長崎市が育んできた歴史や文化に新たな変化が加わり、まちが大きく進化しようとしています。
まちの基盤がかたちになり始めた中で、まちづくりのバトンが私に受け継がれました。これからは、まちの基盤をうまく活用しながら人口減少が進むまちに新たな価値をつくり出す必要があります。長崎市は今、100年に一度のピンチでもありチャンスの時です。人や企業、投資を呼び集め、長崎市をもっと元気なまちにする、そのために、ハード・ソフトの両面で取り組みを進めていきます。

■いまこそ、オール長崎
新たな価値をつくるために、まずは職員が最大限の力を発揮できるワンチームの市役所を目指します。また、市議会の皆さんと共に手を携えながら、市政を運営するとともに、国や県との連携も強化していきます。
その上で、多くの民間企業や大学などの力をお借りして、さらには市民の皆さんを主役とした「オール長崎」で課題解決に取り組みます。中でも人口減少対策については、経済対策及び少子化対策の2つを車の両輪と捉え、重点的に取り組んでいきます。

■当事者が多い元気なまちへ
私は高校時代まで長崎市で過ごし、大学進学以降は市外で暮らしました。外から長崎市を見てきて、改めて長崎市は魅力にあふれたまちだと感じます。
約450年前にポルトガル船が長崎港に入港した時から、長崎市は他都市にはない独自の歴史や文化を育んできました。自然や宗教が融合した景色や場所など、市外の人はもちろん、市民の皆さんも気付いていない魅力がこのまちにはたくさんあります。そういった魅力の原石を磨きながら、市内外、そして世界へ発信します。
市民の皆さんが「長崎に生まれてよかったと思えるようなまち」「世界に誇れるまち」を皆さんと一緒につくっていきます。

■市長インタビュー
長崎市出身の鈴木史朗市長。自身の好きな長崎の魅力や場所、そしてプライベートの過ごし方などをご紹介します。

Q1.他都市にはない長崎市の魅力って?
人です
長崎市には歴史や文化、食などさまざまな魅力があります。中でも古くから多文化を受け入れてきた長崎市の人には、外から来た人に対するおもてなしの心や優しさなど長崎らしい魅力があると感じます。

Q2.最近欠かさず続けていることは?
階段を使います
身体を動かすことが大好きです。市長室は市庁舎の8階ですが、できるだけエレベーターの代わりに階段を使うようにして、健康づくりとエレベーターの混雑緩和に努めています。

Q3.尊敬する人は?
坂本龍馬です
世界を見渡す大局観や強い意志を持ってチャレンジする気持ちなど、時代が変わった今でも、龍馬からは多くのことを学ばせてもらっています。

Q4.好きな場所は?
鍋冠山です
港とまちの調和がよく分かり、長崎市が港から栄えたということを感じられる鍋冠山が好きです。

Q5.休みの日の過ごし方は?
ロードバイクに乗ります
空いた時間にロードバイクに乗って出掛けます。山道を自転車で上ることが大好きで、山頂まで登った時の達成感は何にも代えがたいものがあります。野母崎サイクリングロードなどを走りたいですね。

■Profile
鈴木史朗(1967年7月生まれ)
長崎市出島町生まれ。
高校時代まで長崎市で過ごす。
大学卒業後は、運輸省(現・国土交通省)に入省。
国際や観光、鉄道など幅広い業務を経験した後、自らの経験を大切な故郷、長崎市に捧げたいとの思いから、長崎市へのUターンを決意する。

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