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[特集]平和への思いを次世代がつなぐ(3)

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長崎県長崎市

78年前の8月9日へ思いを馳せる
原爆資料館収蔵資料展

昨年度に市民の皆さんなどから寄贈いただいた被爆資料を中心に約90点を展示しています。
原爆資料館に足を運び、原爆が投下された「あの日」に思いを馳せてみませんか。

期間:来年1月31日(水)まで
時間:午前8時30分~午後6時30分
※9月以降は午後5時30分閉館
場所:長崎原爆資料館 企画展示室
費用:企画展のみ入場無料(常設展は有料)

■展示資料をご紹介[釘山定則さんの勲八等瑞宝章(勲記)]
1945年当時、釘山鉄夫さん(当時56歳)は浜口町に妻と子ども6人と暮らしていました。子どもたちのうち、悦子さんは三菱長崎兵器製作所浜口製作所、恵美子さんは三菱長崎兵器製作所浜口寮、定則さんは三菱長崎兵器製作所で働いていました。1945年8月9日、子どもたちは原子爆弾によって爆死。鉄夫さん以外の家族が亡くなり、ご本人も原爆症によって1949年に亡くなりました。この資料は戦後、三菱長崎兵器製作所で軍属として勤務中に亡くなった子どもたち3人に贈られた勲八等瑞宝章(勲記)です。鉄夫さん一家に残されたものは一切なく、親族の証言とこの勲記のみが唯一、鉄夫さん一家を物語るものとなっています。

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