活き生き!健康メモ

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■ご存知ですか?　CKD(Chronic Kidney Disease)
CKD(慢性腎臓病)とは、慢性的に腎臓の働きが通常の60%以下に低下する、タンパク尿が出るなどの異常が続く状態をいいます。
原因はさまざまですが、多くはメタボリックシンドロームや糖尿病、高血圧などに起因しています。初期の段階では自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行していることがあります。

◆腎臓とは
腰のあたりに左右対称に一つずつある、ソラマメに似た形の臓器です。
握りこぶしくらいの大きさ(150g程度)ですが、生命の維持に大切な働きをしています。

○腎臓の主な働き
・血液をろ過して老廃物や余分な水分を排出
・水分量やイオンバランスの調整
・血圧の調整
・血液を作る働きを助ける
・骨を強くする

○CKDが進行すると
・体内の老廃物が排出できない
・高血圧になる
・骨がもろくなる
・心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まる
・貧血になりやすい

腎臓の状態は血液検査や尿検査で確認できます。毎年健診を受けて、早期に発見して治療すれば腎機能の悪化を防ぐことができます。CKDが進行すると腎不全になり人工透析や腎移植が必要になる場合もあります。健診結果で精密検査が必要になった場合は放置せず、医療機関に相談しましょう。