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地域の未来を照らすみなさんを紹介します。キラリ★中野のチカラ No.107

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長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

信州なかのママ ⻆本弥生
かどもと・やよい 大阪府出身。親子イベントを主催するボランティア団体『信州なかのママ』の代表を務め、楽しく子育てをするための情報発信やイベントの企画および運営などを行っている。

■子育ての悩みを解消するきっかけとなるような活動をこれからも続けていきたいです。
趣味のスノーボードがきっかけで中野市に移住した⻆本さん。移住後の子育てにはさまざまな悩みがあったという。
「新型コロナの影響で、自宅で3人の育児に追われ、精神的に辛い時期がありました。このままじゃだめだと思い、誰かとつながれるような子育てイベントの情報を探しましたが、なかなか見つからず、見つけたと思ってもその情報が古かったりなど情報収集の難しさを感じました。」
そんな⻆本さんが『信州なかのママ』を始めた経緯を伺った。
「夫婦で移住したこともあり、覚悟はしていましたが、知り合いも少なく、情報網もない状態だったので、子育て情報が一括で見れるものがあれば便利だなと思い、中野市の子育てをされている方に向けて情報発信するため『信州なかのママ』のインスタグラムを始めました。」
『信州なかのママ』の活動について「情報発信の他にもイベントの企画や運営もしていて、10月1日に『なかのフェスタ』という複合型のマルシェを陣屋と陣屋前広場で開催する予定です。子どもが一日中遊べ、親も楽しいイベントにしたいと思っています。」と言い、イベントを企画する際に意識していることは、「子育ての悩みや子どもの成長段階で『こういうイベントがあったらいいな』という目線で考えています。」と話してくれた。
また、今後の展望について「子育てをしているといろんな悩みが出てきます。実際にこれまでの活動の中で、そういった方を多く見てきましたし、最近では、移住された方からの相談も増えてきました。そういった方々の子育ての悩みを解消するきっかけとなるような活動をこれからも続けていきたいです。」と語ってくれた。
「今後の目標は中野市内の空き家を活用して、実家のような雰囲気で、ふらっと入って子どもも楽しめ、子育てされている方にも頼っていただけるような場所を作り、提供したいと考えています。課題も多いですが、目標実現のために常に考え、行動していきたいと思います。」

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