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活き生き! 健康メモ

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長野県中野市 クリエイティブ・コモンズ

■その痛み 帯状疱疹かも??
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスである水痘・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。
発症率は50歳以上で増加し、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。また、帯状疱疹後神経痛(皮膚の症状が治った後も痛みが残ることがあり、3カ月以上痛みが続く)という合併症の発症率も年齢とともに高くなると言われています。

◆帯状疱疹の症状
潜伏期→免疫力の低下→帯状疱疹→帯状疱疹後神経痛

健康で免疫が維持されている間は、ウイルスの活動は抑えられ、症状が現れることはありませんが、加齢や疲労、ストレスなどにより免疫力が低下すると、ウイルスが再び活動を開始し、帯状に痛みや湿疹が現れるようになります。
早期治療を行うことで、重症化や後遺症を防ぐことができます。『このくらいの痛みなら大丈夫』と自己判断せず、すぐに皮膚科を受診しましょう。

◆予防方法
○予防接種(任意接種)
50歳以上の方については、ワクチンを接種することで予防できます。現在2つのワクチンがあり、効果などに違いがあるので、必ず医師にご相談ください。
水ぼうそうにかかったことがある方は、すでに水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を獲得していますが、年齢とともに弱まってしまうため、改めてワクチンを接種し予防することができます。

○日常生活
免疫力を低下させないためには、日ごろの体調管理が大切です。食事や睡眠をしっかりとり、適度な運動やリラックスした時間を持つことでストレスを減らし、免疫力を低下させないように心がけましょう。

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