■俺のトゲでケガするなよ!
ばいぞうせんし・ろぜ
バラを愛し、中野市、山ノ内町の全てを愛するヒーロー。悪の組織ハンゲーンの魔の手から平和を守り、地域の方の幸せと笑顔を倍増させるために戦っている。
中野市と山ノ内町を中心に活動を行っている倍増戦士ロゼ。今回はその誕生と活動の内容に迫った。
「もともとは、一本木公園に勤めていたバラの剪定士(せんていし)だった。ある日、バラの手入れ中に不慮の事故からバラのトゲで全身にけがを負ってしまい、地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)の温泉で湯治をしていたら、不思議な力を手に入れたんだ。高い身体能力もその温泉にいたニホンザルが由来なんだ。」と知られざる誕生の裏側を語った。
名前の由来について「倍増戦士ロゼという名前には、幸せと笑顔を『倍増』させるという意味があって、『ロゼ(rosè)』という言葉は、フランス語で『バラ色』という意味を持っているんだ。」と教えてくれた。
これまでの活動の中で印象に残っていることを聞いた。
「主にイベントへの参加や啓発活動を中心に行っているが、ロゼが誕生し、初めて子どもたちの前に出たときのことが今でも忘れられない。子どもたちの笑顔、声援。どれを取っても今の私を支える原動力となっている。」
活動にあたって大切にしていることは「どんなイベントでも子どもたちと会話する時間を大切にしている。一人一人の時間は短いが、子どもたちとの会話は楽しいし、成長を見れるのが何よりもうれしい。」と話した。
今後、やりたいことについても聞いた。
「来年、ロゼが誕生してから5周年という節目を迎える。『生誕祭』というかたちで、応援してくれる子どもたちに感謝を伝えられるようなイベントをしたい。例えば、ロゼが子どもたちの要望に応えるだとか、普段よりも触れ合える時間を多くできればと考えている。」
これまで、その名の通り、子どもたちの幸せと笑顔を『倍増』させてきたロゼ。最後には、「これまで以上に地域に根差した活動をしていきたい。」と語ってくれた。
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