上の原地区では、昔から住んでいる方と、新しく来られた方とのお互い同士の交流がないことが課題となっていました。この地域課題の解決に向けて、地区の雰囲気づくりと、世代をまたいだ交流の機会となるよう工夫を凝らした活動として、令和4年度から「ふれあい農園」の取り組みを始めました。
「子ども達やその親御さんと高齢者が、気軽に集える場をつくり、世代間交流を深めることで、地域の活性化を図りたい」という思いに、地主さんや区民の理解が得られ、「ふれあい農園」を開園し2年が経過しました。区民と子ども達が野菜作りに汗を流し、栽培する野菜も種類が増えるようになりました。また、収穫祭ではバーベキューを楽しみ、顔の見えるふれあいの場となりました。ご厚意による農園看板、広い芝生と花壇に、三世代の笑顔が溢れます。
さらに、この活動の一環として、伊那市子どもの未来応援隊の「カレー大作戦」を2回実施し、多くの子ども達の笑顔を見ることができました。
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