第4回定例会は、12月4日(月)に開会し、13日(水)までの10日間の会期で行われ、左記の議案について、原案どおり可決されました。
■可決された案件
・天龍村営水道事業の設置等に関する条例の制定について
・天龍村営下水道事業の設置等に関する条例の制定について
・天龍村営水道事業の設置等に関する条例及び天龍村営下水道事業の設置等に関する条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について
村営水道事業と村営下水道事業について、令和6年4月1日から、国の方針に基づき、公営企業法の適用を受ける会計方式に変更するため、所要の条例の整備をしたものです。
・議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の整備に関する条例について
内容は、人事院勧告を準拠し、民間給与との均衡を図るため、議会議員、常勤特別職職員及び第1号会計年度任用職員の期末手当、並びに、一般職職員の期末手当、勤勉手当及び給料月額について、それぞれ引き上げるための所要の改正をしたものです。
・天龍村手数料徴収条例の一部を改正する条例について
内容は、戸籍法の一部改正に伴い、本籍地が遠くにある方でも、最寄りの役場窓口で戸籍謄本などの取得ができる戸籍等証明書の広域交付制度、電子的な戸籍記録事項の証明情報となる戸籍・除籍の電子証明書提供用識別符号の発行制度などに対応するため、手数料を定めるなどの改正をしたものです。
・天龍村国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
内容は、令和9年度の保険税率県内統一化へ向けて、保険税率の引き上げを行う必要がある状況下で、低所得者の保険税負担が軽減される措置が行えるよう改正したものです。
・特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について
内容は、令和5年10月1日付けで、長野県最低賃金が948円に引き上げられたことに伴い、非常勤特別職で最低賃金を下回る方などの報酬日額を、10月1日に遡及して適用する改正をしたものです。
・天龍村学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
内容は、天龍村学校職員の村費講師給与に関しては、長野県教育職給料表と同額としており、県の人事委員会の勧告を準拠し、村の学校職員給与表を改正したものです。
・天龍村教育基金の設置及び管理処分に関する条例を廃止する条例について
内容は、天龍小中併設校備品購入の財源として、教育基金の全額を充てる事により、基金残高が0円となるため、当条例を廃止するものです。
・南信州広域連合が処理する事務の変更及び南信州広域連合規約の変更について
内容は、県の飯田創造館閉館の方針に伴い、南信州広域連合が処理する事務の内容に、「広域的な文化芸術活動を支援する施設の設置、管理及び運営に関する事務」を追加することなどについて、天龍村議会として議決したものです。
■陳情
・「健康保険証」の存続を求める意見書の提出を求める陳情書
審議の結果、採択され、内閣総理大臣ほか関係大臣へ意見書を送付しました。
■予算
・令和5年度天龍村一般会計補正予算(第4号)
・令和5年度天龍村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
・令和5年度天龍村営水道特別会計補正予算(第4号)
・令和5年度天龍村営下水道事業特別会計補正予算(第2号)
・令和5年度天龍村介護保険特別会計補正予算(第2号)
・令和5年度天龍村国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)
■発議
・県施設の整理統合が続く中で、地域の振興に資する施設整備等を求める意見書の提出について
飯田創造館の閉館に伴い代替施設が整備された場合の改修費、維持管理費について、県に応分の負担を求める。また、リニア中央新幹線の開業を見据え、飯田下伊那地域に新たに文化・スポーツ施設の整備を長野県に求める。という内容の意見書を長野県知事へ送付しました。
■一般質問
◇大平正長議員
一、令和6年度当初予算案の編成について
二、新型コロナウイルスワクチン接種の費用に係る助成について
三、松島ヘリポートの管理状況と施設の移転について
四、投票環境の改善に向けての取り組みについて
◇熊谷美沙子議員
一、各課・係などにおける業務フローの可視化について
二、集落支援員設置事業について
三、ふるさと寄附金事業について
四、天龍小中学校の併設校開校に向けて
◇村松克一議員
一、村の福祉政策について
二、廃校の利用について
三、小人数の小さな村の行政について
四、食の安全について
五、限界集落の展望、農地・林地荒廃について
◇兼宗真議員
一、学校と村民との関りについて
二、現在の天龍中学校跡地の利用について
◆令和5年度補正予算
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