共育の広場 7月号 Vol.71

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■小海小学校　地域の皆様に支えられて
◇学校運営委員会(6/19)が行われました
学校運営委員会はコミュニティースクールともいわれ、学校と保護者、地域の皆さんが知恵を出し合い、一緒に子ども達の豊かな成長を支え、地域とともにある学校づくりを進めるしくみです。今年度は、高学年クラブ活動で地域の方に外部講師をお願いしたり、登下校の見守り活動に町内の協力企業8社と町役場が加わっていただいたりといった変化がありました。今後も、学校と関わっていただく地域の方々の双方にメリット(喜び、やりがい)のある形を考え、交流を深めていければと思います。

◇高学年クラブ活動がスタートしました
クラブ活動は、普段とはちがうメンバーで自分の好きなことに取り組める、子ども達にとって楽しみな時間です。今年度は5つのクラブ(手芸、昔遊び、写真、絵手紙、ニュースポーツ)で地域の方や町役場の方を講師に活動しています。子ども達は専門的なことを学べて嬉しそうですし、講師の方々も「子ども達から元気をもらいました」と笑顔で話してくださいます。そうした温かい関わりのなかで、子ども達の社会性が育まれていくのだと感じています。

■小海中学校　現在、中体連東信大会が行われています
6月に入り、長野県内では中体連の大会が始まりました。3年生にとっては負ければ引退の最後の大会です。小海中でも先日壮行会が行われ、全校生徒による応援がありました。そこで学校長からは「『考える』ということを小海中では大切にしている。授業はもちろんだが、部活でも考えて欲しい。試合中にも考えて欲しい」「どんな試合になったとしても、終わった後が大切。お世話になった人に感謝を伝えて欲しい。そこで部活で身につけた力が発揮される」とエールが送られました。最近では、人数の少ない部活は他校と合同チームを組んで出場しています。常に生活を共にしているわけではない仲間とチームを組んで試合をすることはとても難しいことだと思いますが、そのような環境だからこそ得られることもあります。「試合には負けてしまいましたが、新しい仲間ができて、一緒に戦えたことはとてもよい経験になりました」と生徒は感想を述べていました。

■今!小海高校　合同企業説明会
6月15日、16日の両日に佐久小諸地区合同企業説明会が行われました。小海高校からは就職希望の3年生9名が参加しました。佐久一萬里温泉ホテルを借りた説明会には佐久小諸地区の高校14校から120名ほどの就職希望者が参加し、企業からの説明を熱心に聞く姿が見られました。小海高校では普段の学校生活から、身だしなみや挨拶、積極的に発言することなどを指導していますが、その成果がよく表れた会となりました。どの学校の生徒よりもはっきりとした大きな声で挨拶し、説明の後の質疑応答では臆することなく企業の人事担当者に質問する姿が見られました。また、長時間におよぶ会にもかかわらず、最後まで気を抜くことなく説明に耳を傾ける姿勢も見られました。7月1日に求人票が公開され、9月5日から応募の受付が始まり、16日から採用選考が開始されます。暑い夏を乗り切り、希望する事業所の内定がもらえるよう期待しています。