「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が来た。」七月の終わり、国連のグテーレス事務総長の記者会見だ。
日本も本当に暑い夏になった。「四十度に迫る猛暑」「統計開始以来最高」「熱中症警戒アラート発動」といった言葉を連日耳にした。
扇風機をフル回転させた室内で仕事をして帰宅したある日、頭が痛く吐き気がした。これが熱中症の症状なのだろうか。十分に水分摂取をして注意していたつもりだったので、まさか私がと慌てた。少し横になり体は楽になったが、熱中症を身近に感じた出来事だった。
先日「今年の夏は歴代と比較しても異常気象」「全国の夏の平均気温が基準値を一・七六度上回り、統計開始から百二十五年で最も高い」と気象庁が発表した。
九月になっても暑い日が続いている。気候に対する今までの考え方を見直して、健康で安全な生活を送れるように気を配りたい。
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