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自治体の皆さまへ

『辰』年男・年女の皆さんに新年の抱負を語って頂きました(1)

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長野県小海町

■いつまでも希望をもとう
本間下 関次郎
早いものでこの地に住んで四十一年となります。
定年退職して十二年、年男、七十二歳を迎えます。
退職日の翌日、社協へ行き、「何かボランティアないですか。」と聞いたことを思い出します。運よくつながり隊の除雪、小学校への週一回の学習ボランティア、シルバー人材センターの草刈など勤めることができました。中でも学習ボランティアは現在も継続しております。
平成二十六年には長野県主催の「シニア大学」に二年間在籍し、社会貢献の精神を学びました。
現在は区長四年目を迎え、奮闘しております。
新年の抱負としては、区長職を全うすること、だれでもできるスポーツを普及させることをするつもりです。
また、時事問題、政治、経済に疎い私ですが、身近な町、県のちっぽけな話題を見聞しつつ、国、世界のニュースに関心を持とうと思っております。
「一円を笑う者は一円に泣く。」のことわざがあります。障害をもっている人、外国籍の人など、すべての人と仲良くしたいと考えます。
皆様のご多幸を祈願し、新年のあいさつといたします。

■今年からの抱負
土村清水町 井出慶子
明けましておめでとうございます。
私事ではありますが今年年女、そして還暦を迎える年齢になりました…。小海に嫁いで三十三年。よくぞ頑張ってきたと自画自賛しております(笑)。三人の子供を授かり、可愛い二人の孫に恵まれ、かけがえの無い宝物が五つ。最近は愛くるしい声で『ばばちゃん』と呼ばれると何でもしてやりたくなります。
が、現役ママの頃の様にスムーズに動け無くなりました。去年は出来た事が、今年は無理、疲れる…体力には自信があったのに帯状疱疹になりました。仕事もミスり、息子にお小言を頂戴し、凹む今日この頃です。
今回寄稿の機会を頂き『還暦』についてググってみました。六十年で一巡する干支が生まれた時に戻る事。第二の人生に生まれ変わる事。
還暦とはそういうものなのかと納得し、それならば六十年生きて来られた事に感謝して、些細な不満に目をつむり、これまで出来なかったゆとりを持って穏やかな暮らしを心掛けよう。今年からの抱負にする事にします。
甲辰の今年、皆さんも良い一年をお過ごしください。

■寒く長い冬の小海町
二タ小池 畠山直美
新年明けましておめでとうございます。私はこちらに住んで、二十年経ちますが毎年、足指のしもやけが私に冬の到来を告げてくれます。寒さ厳しい小海町、冬の楽しみは様々。松原湖の冬の風物詩のワカサギ釣りの様子は、早朝よりカラフルなテントが多数並び、とても美しい風景です。寒さの中、屋外リンクで懸命に滑るスピードスケーターの姿や、スキー、スノーボードのお客さんで賑わうスキー場もあって、温泉で身体を温める。隣の美術館では、芸術の世界に浸る。広大に輝くイルミネーションはないけど、夜空に満天の星空を見ることができます。
アメリカの詩人の名言に「寒さに震えた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど、生命の尊さを知る。」とあります。ここに住んでいれば、深みのある、温かさのある人間らしいシンプルで美しい人生を過ごしていけるのではないかと、年を重ねて思えるようになってきました。畑仕事が休みの冬の朝、のんびり起きて、穏やかな日常を迎えられる事ができた今日に感謝しながら、おいしいコーヒーを淹れて飲むことが、今の私の楽しみの一つです。春から秋には町の音楽堂コンサートのスタッフをしています。小さなホールで上質な音楽に触れ貴重で豊かな時を満喫しています。皆さんも是非足を運んでみませんか。

■子ども達の姿を見て
大畑 金井司
今年で小海中学校の女子バレーボール部の社会体育の指導を始めて七年目になります。
しかし近年では、バレーボールをする子どもが減少傾向にあり、昨年から南佐久の混合チームとして、南牧村の女子バレーボール部と一緒に練習を行い、目標に向かって頑張っています。時には試合で涙を流すこともあれば、選手同士で一緒に抱き合って喜びを分かち合ったりと、様々な時間を共に過ごしてきました。通う学校が違えど、『バレーボールが好き』ただそれだけの理由でここまで心を通わせる子どもたちの姿を見て私は、「この子たちの為に少しでも力になりたい!」と強く思いました。一昨年から社会体育の練習回数が増え、指導が本格化してきたのでコーチ資格を取得し、真剣に向き合っていこうと決めました。指導者の意見だけではなく、子どもたちがどのようにやりたいかなどの意見を取り入れ、お互いを尊重し合える関係を築きたいと思っています。そしてバレーボールの上達はもちろん、自信、責任感、自立心、コミュニケーション能力などといった人間性も高めていき、より一層楽しめる環境づくりに取り組んでいきたいと思います。
私も含め、今自分のやりたいことが出来るのは家族の支えがあってからこそだと思いますので、常に感謝の気持ちを忘れずに持ち続けていきたいです。

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