防災だより No.271～松本広域消防局山形消防署～

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■熱中症にご注意を!
日に日に気温が上がり、暑い夏を迎えようとしています。夏といえばお祭りに花火、キャンプなど行事が盛り沢山です。そんな夏を乗り切るためにも、熱中症対策や自己管理の知識を知っておくことが大切です。
○熱中症とは…
高温の環境下で体が適応できず、体温調節機能が障害されることにより発症する病気です。重症度別に次のような症状が出てきます。
(1)I度熱中症
めまいや立ちくらみ(熱失神)、多量の発汗、筋肉痛(熱痙攣)といった症状がみられます。
(2)II度熱中症
頭痛や嘔吐、倦怠感、虚脱感といった症状がみられ自力での水分補給が困難になります。従来から熱疲労と言われている状態です。
(3)III度熱中症
意識障害や痙攣、著しい脱水を認めると発汗が停止するといった症状が現れ、入院治療が必要となります。
○熱中症を防ごう!
・外出時はもちろん、室内にいる場合も小まめに水分補給をしましょう。
・帽子や日傘を利用して直射日光を防ぎましょう。
・冷たいタオルや氷、保冷剤などで体を冷やしましょう。首筋や脇などを冷やすと効果的です。
○熱中症になったら?
・日陰などの涼しい場所へ避難し体を冷やしましょう。
・水分、可能であれば経口補水液を補給しましょう。・意識がもうろうとしてきている場合にはすぐに救急車を呼びましょう!
○まとめ
高温や多湿の条件が揃う環境下では熱中症のリスクが高まります。天気予報などで事前に情報を集め予防対策を怠らないことが重要です。熱中症に気を付けながら楽しく夏を乗り切りましょう。

問合せ：山形消防署
【電話】98-4455