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自治体の皆さまへ

木祖村の農業の将来(人と農地の問題)に関するアンケートの結果について(2)

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長野県木祖村

4.農産物の状況
(1)現在、耕作している農産物の品目の主なものは何ですか。(主なもののみ記載)
ジャガイモ、とうもろこし、長ネギ、きゅうり、トマト、ダイコン

(2)これから、新たに作ってみたい農産物はありますか。(主なもののみ記載)
さつまいも、トマト、きゅうり、ナス、とうもろこし、玉ねぎ

(3)出荷(道の駅等への出品含む)はしていますか。
・はい…65
・いいえ…295

道の駅等への出品は65件の回答であった。収益が得られる農業とするためには、自家消費にとどまらず出品できる農業を行う事も必要である。

5.農業機械の今後の利用について、あてはまるものがあれば記載してください。
・現在所有していて売りたい、譲りたい機械…耕運機、脱穀機、トラクター等18機器
・現在所有していて貸してもよい機械…耕運機、トラクター等9機器
・今後、購入若しくは借りたい機械…耕運機、トラクター、ハンマーモア等29機器

譲りたい・貸したいと考えている農機具、借りたい農機具も一定数あり、柔軟に対応できる仕組みの検討を行っていく。貸したいとの意向の方には、農業委員会として個別にアプローチし貸し出し方法等の確認も必要となる。

6.今後、耕作する上での課題はありますか。(主なもの3つまで)
・高齢化…275
・機械の更新…57
・後継者なし…165
・経費の増加…75
・鳥獣被害対策…170
・特になし…42
・その他…36

多くの方が高齢化や後継者がいないことにより農地を守れなくなる心配を抱えている。鳥獣被害対策も大きな課題である。

7.木祖村の農業の将来について
(1)村内での農地は、今のままでいくと10年後にどのようになっていると思いますか。
・問題ない、耕作放棄地は発生しない…10
・農地が利用されず耕作放棄地が増加する…486
・その他…27

ほとんどの回答者が将来的には農地の利用ができなくなるのではと考えている。耕作放棄地対策が重要となる。

(2)今後、木祖村での農業を続けていくために何が必要と思いますか。(主なもの3つまで)
・農業者への集積…93
・新規農業者の確保…264
・農業法人等組織化…196
・農業機械等の共同利用…149
・農作業の一部を委託できる仕組み…194
・経費等の財政的支援…138
・その他…39

新規の就農者の確保が必要であるとの意見が多い。また、共同利用や農作業の委託など、手間や経費の軽減が必要との意見もあり。

(3)農地バンク(農地の売買や賃貸を仲介する仕組み)についてどう思いますか。
・必要(ぜひ利用したい)…61
・必要(すぐには利用しないが制度があればよい)…314
・不要…71

今回、アンケートは記名を頂く形で実施させていただきました。
頂いた情報は今後の農地や農機具等のマッチングに利用させていただきたいと考えております。農業委員会事務局より賃貸借に移行について直接ご意向を伺いさせていただくこともあると思います。農地や農機具等に関するお問い合わせやご相談は、お近くの農業委員若しくは農業委員会事務局(【電話】36-2001)まで。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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