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自治体の皆さまへ

木祖村の農業の将来(人と農地の問題)に関するアンケートの結果について(1)

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長野県木祖村

全国の農業をめぐる状況をみると、高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などで、5年後、10年後の展望が描けない地域が増えています。村内でも燃料や資材の高騰、後継者不足等により耕作者さんが経営規模を縮小せざるを得ず、農地を返却したいと考えている場所も存在します。
そのような状況の中、村と農業委員会では各戸配布によるアンケートを実施したところ、多くの方にご回答いただきましてありがとうございました。アンケート結果をお知らせします。いただいた意見等は今後の農業施策に活かしていきたいと思います。

●アンケート回収率…57.40%

回答者は50代以上の方が大多数を占めている。回答者の約6割が農作業を行っていると回答。行っていないの回答の内、7割は今後も農業をする予定なしとの回答。傾向として、若い方ほど農業をする予定がない傾向。若い世代に農業に興味を持ってもらうことも課題と考えられる。

(以下、回答があったもののみ記載)
1.現在、農作業(家庭菜園なども含む)を行っていますか。
・行っている…352
・行っていない…216

2.現在、農地(田、畑)を所有していますか。
・所有している、借りている…374
・農地以外の地目(雑種地、宅地等)で作付けをしている…34
・所有していない…52

3.農地について
(1)今後農地面積をどうしたいと思っていますか。
・増やしたい…10
・減らしたい…101
・現状維持…248
・その他…27

(2)将来、現在の作付けをしている土地を維持管理する人はいますか。
・いる…154
・いない…132
・まだ考えていない…77
・その他…20

回答者の4割は農地に作付けをして維持を考えている。
回答者の約半数は草刈による維持や荒廃させてしまうなど作付けができなくなるのではとの回答であった。
現在、農作業をしている方がぎりぎり維持しており、農作業ができなくなれば維持できない傾向にある。

(3)自分が耕作できなくなった際、土地の維持はどうすると思いますか。
・後継者等が維持していく…46
・現在の栽培規模より少なくても家族で作付けして維持したい…67
・他の農業者など耕作できる方に作付けしてもらいたい…58
・耕作は出来ないが、草刈など維持のみしていく…99
・維持が出来ず、荒廃させてしまう…103
・その他…33

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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