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自治体の皆さまへ

生き活き 長生き健康とうみ

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長野県東御市

◆わかっちゃいるけど…やれそうになれる情報(2)
「禁煙したいけど、やめられない」喫煙者のなかでも、たばこを「やめたい」と思っている人は約28%、「本数を減らしたい」人は約30%います。喫煙者の半数以上の人が、自分の体を気遣っていることが伺えます。

◇禁煙を邪魔する“心の癖”
「たばこは体に悪いと知っていながら、たばこを吸っている自分」は矛盾していて、つじつまが合わず、気持ちがモヤモヤし居心地がよくありません。この不快感(矛盾)から逃れるために、自分にとって都合のいいように考え「吸っていても長生きできる人がいる」「気分転換になる」などと言い訳をして、自分を正当化して吸い続けてしまう。これは誰にでもある“心の癖”です。
もし禁煙したいのであれば、吸う理由ではなく吸わない理由を、心のなかで優先させなければいけません。
この“心の癖”に向き合うための解消方法をご紹介します。

◇「吸わない」価値を見つける
たばこを「吸う」価値より「吸わない」価値が上回れば、気持ちが「吸わない!」に傾きます。
・たばこ代が節約できる→1日1箱で年間20万円
・家庭や職場で喜ばれる
・喫煙場所を探さなくてすむ
・家や車が汚れない
・息や体臭がくさいと思われない
・自信がついて人生が変わる など

◇たばこの「価値をなくす」
たばこを吸うと気分が落ち着く、ストレス解消のためと正当化して禁煙を拒む時は、たばこはもともと「無価値」なものと考え方を変えることで、“心の癖”を改善できます。
・気分が落ち着くのは、神経毒性があり血管を老化させ、ヘロインやコカインと同じ依存性のあるニコチンが原因なので、人の体にとって価値がない
・1本吸うのに約5分、1箱で1時間40分以上を喫煙のために使いながら、1本吸うと5分30秒、1箱で1時間50分寿命を縮めている

たばこを吸って命を落とした人は大勢いますが、禁煙したために命を落とした人はいません。禁煙を真剣に考えてみませんか?素敵な人生を送るために。

文責:(公財)身体教育医学研究所

問合せ:健康保健課
【電話】64-8883

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