東御市の自然を守るため有害植物をおぼえて駆除しましょう!

4／48

市内には、以下の有害植物が多く繁茂しており、強い繁殖力から生態系や生活環境に影響を及ぼすおそれがあります。その特徴と駆除方法を覚えて、自宅周辺で見かけたら積極的に駆除しましょう。

・アレチウリ
特徴：生育速度が非常に速いつる性植物で、長さ数m～数十mになる。他の植物を覆うように成長し、在来種の成長を妨げる。
駆除のポイント：
・小さいうちの抜き取り
・繁茂したものは種がつく9月より前に刈り払いおよび抜き取り

・オオキンケイギク
特徴：コスモスなどに似ているが、花弁の先端は不規則に4～5つに分かれており、花の中央も同じ色をしている。
駆除のポイント：根を残すと再生するので、抜き取り

・ニワウルシ
特徴：生育速度が非常に速く、1年で1～1.5mにもなる。種子が、風に乗り遠くまで種子が拡がり、地下の根からも芽を出す。
駆除のポイント：
・大きくなる前の駆除が重要
・伐採後の切り株から再び出てるくので、切り株に除草剤の塗布および散布

有害植物の駆除について詳細は市ホームページをご覧ください。

◆アレチウリ駆除研修会を開催しました
5月27日、市内でも多く繁茂しているアレチウリの生体把握および駆除方法の普及、有害性の認知度向上を目的とし、海野マレットゴルフ場駐車場で、アレチウリ駆除研修会が開催され、37名が参加しました。
講師の上田地域振興局環境課の河野さんから、「アレチウリは成長してしまうと駆除が大変になるため、まだ小さいうちに根から抜くなど早めの対策をしてほしい。いかに種を落とさせないかが重要である」と説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
この日は、実際に駆除を行い、抜いたアレチウリの花や果実、種が外に広がらないよう袋に詰め、処分しました。参加者は「自宅の前に生えるアレチウリに困っていたため初めて参加した。アレチウリが成長してから駆除していたが、今日の研修会で芽生えの時期から対策することが大切だとわかり、とても勉強になった。」と話をしていました。

問合せ：生活環境課　生活安全係
【電話】64-5896