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第3弾 『とうみの公共交通』

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長野県東御市

~誰もが利用しやすい持続可能な公共交通を目指して~
デマンド交通『とうみレッツ号』の利便性向上に向けたシステム導入について

持続可能な公共交通環境を構築するための計画目標や施策等について、全4回にわたり“シリーズ「とうみの公共交通」”として特集しています。今回は第3弾として、令和5年度に実施する施策の一つである「施策(3)デマンド交通の効率化に向けたシステム導入の検討」の内容を紹介します。
(今回掲載を予告していた、「定時定路線バスの利便性の向上に向けた運行経路および時間帯の見直しについて」は、都合により次号に掲載します)

◆デマンド交通『とうみレッツ号』の先端技術の導入について
デマンド交通は、自家用車を保有する市民が多いことや、『とうみレッツ号』の利便性の課題等で、年々利用者数が減少しています。本施策では、デマンド交通の運行管理システムにAI(人工知能)を導入することで、運行の効率化と利便性の向上を図り、利用者の獲得を目指します。

◆デマンド交通『とうみレッツ号』の現状の課題と先端技術の導入による効果
◇現状
(1)基本時刻表による遠方部発・中心部発の30分交互の運行(往復各8便)
→待ち時間が長い

(2)市内5地区でエリア分けされ、エリア間を移動する場合、共通エリアで乗り換えが必要
→乗り換えの負担、乗車時間・待ち時間が長い

(3)電話予約のみの受付で、事前予約が必要
→予約方法、予約時間の制限

◇導入による効果
(1)基本時刻表がなく、予約すると空車や近くの車両が迎えにくる
→乗車時間・待ち時間の短縮

(2)AIシステムによる効率的な配車により、市内1エリアで運行が可能となり、エリア間の乗り換えが不要となる
→乗り換えの負担解消、乗車時間・待ち時間の短縮

(3)従来の電話予約※に加えて、スマートフォンアプリやWEBから24時間予約が可能になり、事前予約も即時予約も可能となる(※電話受付時間は8:00~16:00)
→いつでもどこでも予約でき、利便性が向上する

Q.いつから利用できる?
A.令和6年3月からの運行開始に向け準備中です。

Q.スマートフォン(アプリ)が使えないと利用できない?
A.今までどおり電話からも予約ができます。

計画の詳細は、市のホームページに掲載しておりますのでご覧ください。
次号は、本年度に実施する「定時定路線バスの利便性向上に向けた運行経路および時間帯の見直しについて」の内容を掲載します。

問合せ:商工観光課 商工労政係
【電話】64-5895

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