新年のごあいさつ(2)

2／29

栄村議会議長　上倉敏夫

新年あけましておめでとうございます。
村民の皆様におかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。常日頃より村議会の運営に関して、ご理解とご協力をいただいております事に、感謝とお礼を申し上げます。
さて、昨年を振り返ますと、新型コロナウイルスが、令和2年1月に確認されてから3年余りが経過しました。国は、5月連休明けに感染法上の位置付けを、現行の「2類相当」から「5類」へと引き下げることになりました。法律上の位置付けが変わっても、ウイルスは終息してくれません。ワクチンの免疫をかいくぐるとされる「XBB.1.5」の拡大も気がかりでしたが、11月に7回目(65歳以上)の「XBB.1.5」対応のワクチン接種が行われました。
コロナ禍のなか、自粛されていた研修会や総会等が、従前のように開かれるようになりました。しかしながら、まだまだ終息したわけではありません。手洗い、マスクの着用、できる限り三密を避けるなどの、個人の判断で感染予防に努めていただきたいと思います。
さかえ倶楽部スキー場のオープンセレモニーが、雪不足等のため4年続けて中止となりました。今後のまとまった降雪を願い、賑わいあるシーズンとなることを期待したいと思います。
長年の懸案でありました、北野地籍の土合橋から県道に通ずる付近の道路改良が完成し、北野天満温泉に到る道路整備が完了し、大型バス等の通行が可能となり、物流や観光の活性化にも期待があつまっています。
百合居地区の堤防工事、及び、百合居橋の架け替え工事については、契約も済み進捗しています。百合居橋の上部工については、姿を見せるのは6年度となります。
さらに、地区の宅地造成予定地の切土の施工後、村発注の宅地造成工事は年度内を目標に進めています。
今年は、後期高齢者医療保険料、国民健康保険税の改定があります。さらに第9期介護保険料(65歳以上の一号被保険者)については、1月開催の審議会(栄村老人保健福祉計画・第9期介護保険事業計画策定懇話会)において答申が出ます。その答申により村長が決定することになります。高齢者の負担軽減を希みます。
村の将来に向けて、議員のなり手を確保するため、議会改革に着手しています。昨年5月以降、「議員のあり方」「議員のなり手」「議員定数」「報酬」のテーマを設定し、全員協議会で議論してまいりました。
12月からは、今までの議論を煮詰めてもらうため、ワーキンググループを設け、4月までを一区切りとして、方向付を行っています。
議会においては、予算執行や、多様な政策について議論を深めつつ、各委員会で提言を行いながら村民の付託に応えていきたいと思います。
今後とも村民の皆様のご協力をお願い申し上げますと共に、村民の皆様にとりましても、最良の年となりますよう、心よりご祈念申し上げまして、新年のごあいさつといたします。