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ごぞんじですか?白馬のすいどう(第22 回)将来を見据えた健全経営とは

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長野県白馬村

水道事業及び下水道事業の経営に関することを調査・審議する諮問機関である「白馬村上下水道事業経営審議会」。その令和4年度における活動内容について、ご報告します。

■活動報告
令和4年度は計3回が開催され、次の4点が主な審議事項となります。
・事業会計の財政状況について
・更新計画について
・白馬村の料金体系について
・村民アンケートの結果について

■課題を共通認識に
委員から提言のあった事項は、「意見書」として村長へ提出されており、今後の事業運営に反映をしていきたいと考えております。委員からは次のようなご提言をいただきました。(一部抜粋)
・電気代の高騰や物価高の影響を要因とした維持管理費用の増大をはじめ、上下水道事業の現状について広く周知するとともに、事業を理解していただく取り組みが必要である。
・二股浄水場の更新においては、将来を見据えた規模や方法によるものとして、的確かつ効率性の高いものとなるよう検討を進める必要がある。
・施設の強靭化を図るためにも、営業収益の増加を図り、管路更新率の向上に努めるべきである。
・今後の人口減少による収入の減少と更新需要の増加が見込まれる一方で、積立金等の利益剰余金の確保については、水道及び下水道事業共に十分であるとは言い難い状況である。水道料金、下水道使用料の改定について早急に検討するべきである。

■提言を受けて
昨年度は、「白馬村水道ビジョン」の改定業務が実施されました。「白馬村水道ビジョン」とは、国が定めた「新水道ビジョン」で示す五十年、百年先の水道の理想像を踏まえた上で、「持続」「安全」「強靭」の3つの観点から白馬村水道事業の課題抽出や推進方策を示すとともに、その取り組の推進を図るための体制の確保について示したものとなります。(「白馬村水道ビジョン」は白馬村行政公式ホームページで公開されています。)
「安心・安全な水の安定供給」を五十年、百年先まで継続していくため、「白馬村水道ビジョン」を基に、取り組むべき課題の解決を目指して計画的な事業運営に努めてまいります。
令和5年度の白馬村上下水道事業経営審議会においては、水道料金及び下水道使用料の改定について諮問を行い、料金水準や料金体系の検討を進める予定です。
審議会の内容につきましては、白馬村行政公式ホームページ等で随時公開されておりますので、住民の皆様にもより一層の関心を寄せていただきますようお願い申し上げます。

お問合せ:白馬村役場 上下水道課
【電話】0261-85-0714

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