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令和5年度 国民健康保険事業勘定特別会計・後期高齢者医療特別会計

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長野県白馬村

■国民健康保険事業 10億3,092万円
前年度に比べ1,593万円の増額となります。国保税率は令和9年までに医療圏単位への平準化を行うため改定を行っています。白馬村の令和3年度の一人当たり医療費は388,024円で77市町村中74位ではありますが、前年度から4万円近く上昇しています。皆様の保険料負担をできるだけ減らすため、医療費の伸びの抑制が求められます。保健事業実施計画(データヘルス計画)等により保健事業を推進します。村民の皆様にも下記を参考に医療費適正化のご協力をよろしくお願いします。
保健事業では、引き続き特定健診と特定保健指導、若年健診(30歳代対象)を実施し、被保険者の皆さんの健康管理をお手伝いします。今年度も、休日の健診日も設けていますので、年に1度の大切な健康チェックの機会として受診くださるようお願いします。

◇医療費の負担を減らすポイント
(1)健康診査を必ず受けましょう。
健診を受けて疾病の予防に努めること、無症状で悪化する疾病を早期発見できることにより、重症化による入院等を予防し治療費の負担が少なくすみます。
(2)かかりつけ医を持ちましょう。
日頃から、自分や家族の病気の治療や相談に応じてもらえる「かかりつけ医」を持ちましょう。紹介状なしで大きな病院を受診すると費用が余計にかかってしまいます。
(3)診療時間内に受診しましょう。
休日や夜間など時間外の医療費は通常よりも高く設定されています。緊急時以外は、平日の診療時間内に受診しましょう。
(4)重複受診は避けましょう。
同じ病気で複数の医療機関にかかってしまうことは、医療費の増加の原因となります。
(5)薬は正しく使いましょう。
自己判断で服薬を中断したり、飲み忘れてしまうと薬が無駄になるだけでなく、回復が遅れる原因となります。また薬の飲み合わせによっては、副作用が出ることもあります。かかりつけ薬局を持ちいつでも相談できるようにしましょう。
(6)セルフメディケーション※1に取り組みましょう。
自分の健康は自分で守ることを意識し、日頃から自分の健康状態と生活習慣をチェックし、ちょっとした体調不良の際に、市販薬(OTC医薬品※2)などを上手に使って自分自身で健康の維持や病気の予防・治療に役立てましょう。通院が減ることで医療費の負担が少なくすみます。また、セルフメディケーション税制※3で所得控除が可能となります。
※1「セルフメディケーション」…「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)
※2「OTC医薬品」…薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品
※3セルフメディケーション税制について詳しくは厚生労働省ホームページ参照

■後期高齢者医療保険事業 1億1,043万円
後期高齢者医療特別会計は前年度より263万円の増額です。保険料は2年ごとに改正されており、令和5年度の保険料限度額は前年度と同じく66万円となります。
高齢者の収入に応じた支払いを求めて現役世代の負担を抑制するため、令和4年10月から医療費の窓口負担に新たに2割負担が追加され、3区分になっています。
また、令和5年4月より、保険料を構成しているうちの均等割額について、軽減措置の基準額が一部変更になっています。
引き続き人間ドック受診に対する補助と、国保の特定健診と併せ高齢者健診(75歳以上対象)・心電図検査も実施します。
日頃から、適度な運動、地域社会(コミュニティ)への参加など健康づくりを心がけ、ジェネリック医薬品の使用や重複他受診を避けるなど医療費の抑制に努めていただくようお願いします。

お問合せ:白馬村役場 住民課
【電話】0261-85-0715

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