環境専門人材を設置しました。

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はじめまして。
2023年12月より
GX(グリーントランスフォーメーション)
統括監として赴任いたしました、
白濱雄太(しらはまゆうだい)と申します。

GXというと聞き馴染みのない言葉かもしれません。
今、世界中で、地球温暖化によって起こる環境破壊や気象災害を食い止めるために、地球温暖化の原因となっているCO2などの温室効果ガスの排出量と吸収量が均衡している状態(カーボンニュートラル)を目指す取組が盛んに行われています。
GXは、カーボンニュートラルを実現するための取組を指しますが、その範囲は広く、日々活用するエネルギー、住まいの選び方、移動の仕方、食生活、など暮らしにおけるさまざまな領域に関わってきます。
こうした広い範囲での暮らしの変化を実現するには、社会システムや経済システムなど、現代の暮らしの支えになっている、大きなシステムの変容(トランスフォーメーション)が求められており、こうしたシステムの変容までを目的にしたものがGXです。
こう聞くとあまりにも壮大な話に見えて、そんなことできないと思う方もいらっしゃる方もいるかもしれません。
実際、こうした大きな問題を前にして、「自分一人だけやっても意味がない」、「自社が一社だけやっても意味がない」と諦めや無力感から、取組に興味を持てない方も少なくないという現実もあります。
しかし、大きなシステムは、小さな一人ひとりの集合体として形成されていくものです。
裏を返すと、一人ひとりの小さな意識や行動の変化のつながりから変化を起こせると考えています。
白馬村は、雄大な北アルプスを背景に、暮らし、仕事、遊びの土台になる自然が多く、地域の方々と一緒になって、充足感の高い暮らしとカーボンニュートラルを両立できる可能性を持つ地域なのではないかと思います。
また、それらの自然を起点として観光資源が豊富で、村の外からも多くの方が訪れることを考えると世界に広げる発信力も併せ持ちます。
一人ひとりの足元から充足感の高いカーボンニュートラルな暮らしに楽しみを見出し、強い発信力を持って大きなシステムに変容を起こしていく。
私一人でできることは大きくなく、小さな一歩を進み続けることでしか実現できませんが、そんな未来に向けて白馬村GX統括監としての役割を全うしてまいります。