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HAKUBA H.S. Report Channel 白馬高校レポートチャンネル

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長野県白馬村

◆11月7日 宮澤県議による特別講義
地元選出の県会議員・宮澤敏文先生による「北アルプス山麓ブランド」特別講義を1年生全員が受講しました。宮澤先生には、「ブランド化」を通した地域の魅力発信および活性化についてのお話に加えて、これからの時代をどう自分らしく生きていくかという視点から、ご自身の大学時代の挑戦談や地元で活躍する女性シェフの紹介、社会情勢の変化など、生徒たちが将来に夢や期待を持てるお話をしていただきました。
講義後の質疑応答では、多くの生徒から手が上がり、宮澤先生のお話が生徒たちの心に響いたようでした。以下、参加した生徒の感想です。
「私は白馬高校に入学してから色々なボランティアに積極的に参加してきました。あるボランティアで、私が販売していた商品が北アルプス山麓ブランドの1つだと知り驚きました。これからも北アルプス山麓ブランドの品々を増やしていってほしいと思いました。」
これからも生徒たちには、授業や課外活動を通して、北アルプス地域の魅力を発見し、主体的に探究していってほしいと思います。

◆11月6日・9日 特別調理実習
白馬東急ホテル総料理長の永妻信人様を特別講師にお迎えして、1年生が地元食材の信州サーモンを使った、南フランス・プロヴァンス地方の料理に挑戦しました。
メインは「信州サーモンと貝類のアイゴブリード」で、シェフのチェックを受けて実食した生徒たちは、ハーブや食材の深みのある香りと味に感激していました。生徒からは「お母さんに作ってあげたい」との声も聞こえてきました。永妻シェフ、白馬東急ホテル様のおかげで、豊かな食のひとときを楽しむことができました。ご協力いただきありがとうございました。

◆12月7日~8日 高校生ホテル
今年で5回目を迎える国際観光科2年生の恒例行事「高校生ホテル」を実施しました。今回お世話になったホテルは「ホテル・ベルクール・イノマタ」様と「白馬ベルグハウス」様です。ホテルサービスについての事前学習と施設での実技練習を受けた生徒たちが、フロントやレストラン、客室などでの業務を通して、1泊2日のお客様おもてなし実践に取り組みました。
本番では、初めのうちは緊張した面持ちでの接客でしたが、徐々に緊張もほぐれ、夕食時の配膳や接客では楽しんでいる様子が見て取れました。夕食一品目の盛り付けは生徒が担当し、その美しい盛り付けにお客様も感心されている様子でした。また、夕食後には茶道部の生徒によるお点前の手ほどきをする企画もあるなど、工夫を凝らしたおもてなしが随所に見られました。以下生徒の感想です。
「盛り付けでは、普段使うピンセットと形が少し違うものを利用したので難しかったですが、お客様に「お皿の印刷だと思った」と言っていただき、がんばってよかったと思いました。」
「私たちはお客様の旅の思い出の1つになれるように努力してきたので、お客様からの感謝の言葉はとても嬉しかったです。」
「印象に残ったことは「お客様の目線になって考える」ということです。お客様が館内に入った時のお迎えの挨拶やお部屋に入った時に良い印象を持っていただくために、「もし相手が自分だったら」と考えるのが大切だと学びました。これは仕事だけでなく、私たちの普段の生活でも同じようなことが言えると思いました。」
今回の実習では、生徒それぞれが多くのことを学び、またお客様にも普段の喧騒から離れ心地よいひとときを過ごしていただけたのではないかと思います。ご協力いただいた「ホテル・ベルクール・イノマタ」様、「白馬ベルグハウス」様、またご来館いただいたお客様に心よりお礼申し上げます。

◆12月21日 白馬フォーラムand糸魚川高校との交流学習
生徒の学びの報告会である『白馬フォーラム』を開催しました。今年も新潟県立糸魚川高等学校の1年生と先生方にご参加いただき、本校から9組、糸魚川高校から1組が探究的な学びの実践報告を行いました。オープニングでは、本校の1年生が授業の一環で作成した校歌のミュージックビデオの紹介に加えて、現在ブラジルに留学中の本校生徒にWeb会議システムを介してインタビューする企画がありました。
本校からの発表の一つである『さぁ、大糸線に乗ろう!』と題されたプロジェクトでは、JR大糸線の活性化を目指し、3年生の生徒たちがフィールドワークを行ったり、大糸線と地元名産の小谷漬のマスコットキャラクターを考案し、それらを配した観光パンフレットを作成したりするなどして、大糸線の人気を高めるイベントを計画しています。また、このグループは栃木県で開催された全国観高サミットでも発表を行い、観高サミット賞を受賞しました。糸魚川高校からは、総合的な探究の時間で学んだ内容をまとめた新聞についての発表があり、互いに刺激を得る報告会となりました。
午後からは、糸魚川高校の1年生と本校の全校生徒が10班に分かれて、「白馬・糸魚川のこれから」について考えるワークショップを行いました。若者ならではの斬新なアイデアが多く出され、それぞれの地域の未来を考えるよい機会となりました。

令和6年1月12日(第184号)
発行:白馬高校 教務係
【電話】0261-72-2034(代表)
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