文字サイズ
自治体の皆さまへ

身近な森林をどう思っていますか? ~森林との関わりに関する町民アンケート~

3/20

長野県箕輪町

町では今年度、町の面積を7割を占める森林を対象に、今後50年を単位とした管理の方向性や、活かし方を考える「森林ビジョン」を委員会を設けて検討・策定します。検討の前段として、町民の皆さんと町の森林との間にどういう関わりがあるか、期待すること、心配なことなどについてお伺いする町民アンケートを行いました。今回はその結果を抜粋してご報告します。

(1)身近な森として連想するのはどこ?
萱野高原・ながた自然公園など公共の森林:200
居住する区・地域の管理する森林:135
自宅や職場や通勤経路から見える森林:114
自身や家族の保有する森林:24
思い当たらない:17
その他・記載なし:13

(2)暮らしの中で森に入ることはある?

⇒森林に入る理由は?
・キノコ・山菜採り…104
・散歩・ウォーキング…103
・区の仕事・作業…51
・持ち山の管理…25
・キャンプ…8

⇒森林に入らない理由は?
・きっかけがない…232
・関心がない…57
・利用のルールが分からない…54
・自由に入れる森がない…30

(3)身近な森との関わりを持ちたいと思う?
アンケートから、町民と町の森との関わりの現在地として、(1)身近な森として感じているのはながた自然公園や地元区の森が多く、(2)約4割の人が暮らしの中で森に入っており、(3)身近な森との関わりを持ちたいかという問いには「とてもそう思う」「時々そう思う」と答えた人が全体の約8割でした。

⇒どんな分野で関わりたいですか?
・散歩・ウォーキング…264
・キノコ・山菜とり…171
・森林セラピー等、癒し…168
・キャンプ・アウトドア体験…129
・自然の体験や学び…108
・森の素材(植物・花など)の活用…81
・森林の整備…60
・薪集め…24
・展望台や秘密基地づくり…22
(複数選択による回答)

◆町の森のあり方として期待することは?

森の果たす役割への期待(複数回答)は、「土砂災害が起こりにくい」、が321件(22%)でトップ、分野別の集計でも防災に対する期待が一番多く、防災に対する対応を重視する声が大きいことが分かります。
豊かな水や景観を作るなど、森の持つ多面的な価値に対する期待も同程度あることが分かりました。

▽分野別集計

さらに、森を楽しむ・使うことに対する期待も高く、身近な森との関わりを持ちたいと思う声が多かったことと符合しています。

◆気になること、お考えのこと、ご意見
自由記述として頂いた167件を分類すると、手が入らない・管理の行き届かない山の適正な管理についてのものが68件、山の利活用に関する提案や意見が58件あり、今後の管理をとともに、山をどう利用していくか、利用したいという楽しみへの期待も町民の意識としてあることが分かりました。

〇森林との関わりに関する町民アンケート
令和5年1月20日~2月17日実施 町の縮図となる人口構成・地域・年齢から無作為抽出した20歳以上の町民1,000人対象 回答率50.3%

問合せ:みどりの戦略課 森ビジョン推進係
【電話】79-3170(内線1561)【メール】midori@town.minowa.lg.jp

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU