長和町のこの人がすごい‼熱い想いを持ったキラリと光るひと紹介します
自然の魅力を感じられる絵葉書の作成や多感な時期を過ごす中高生を題材にした漫画を朝日中高生新聞で連載している本山さんを取材しました!
■作家・アーティスト 本山(もとやま)理咲(りさ)さん
ー詳しくお話を聞きましたー
Q.新聞連載のきっかけ
2004年より前は、新聞の「いじめ伝言板」という読者の投書コーナーに、イラストをつけていました。「投書をテーマにして漫画を描きませんか」と、編集部から依頼を受けたのが始まりです。それまではファンタジックなショート漫画を主に描いていましたが、「これは私のやるべき仕事だ」と直感したのでお受けしました。
Q.この先の目標
当時はまだいじめというものが浸透していなくて、いじめの現状を広く知ってもらいたいという気持ちで描いていました。いじめについての世の中の認識は、20年前とは大きく変わったと感じています。
今は、いじめに関わらず、中高生の心の問題をテーマに扱うことが多いです。まだまだ過渡期(かとき)ですが、子どもが生きやすい世の中になるように、祈りを込めて描き続けています。
Q.ちくちく鳥について
元々は、2010年東京暮らし最後の年、手芸をする友人たちとのグループ展(私のイラストを元にした、手芸作品とのコラボ)のために立ち上げた小さなブランドです。
個人的には、それまで描いていた漫画の絵とはまったく違う絵を描きたくて、練習の意味で描き始めました。
引っ越しが決まっていた、長和町の自然を思い浮かべながら世界観を作りました。
自然の中に住まわせていただきながら、月日を積み重ね、まだまだ世界を作っている途中。長和町の色をゆっくり吸収しながら、表現していきたいです。
◇プロフィールーProfifileー
本山(もとやま)理咲(りさ)Lisa Motoyama
作家/アーティスト
1968年 神奈川県大和市で生まれる
1986年 漫画家の兄の影響で漫画に興味を持ち、大学入学を機に漫研サークルに入る
1990年 本山理咲として漫画家デビュー
2004年 朝日中学生ウィークリー(現在朝日中高生新聞)で連載開始(現在953回)
2010年 長和町に移住
2012年 こぎつね文庫オープン
現在 学者村にて「ちくちく鳥」「こぎつね文庫」主宰
◇作品が気になった方へ
[本]
・全国の本屋・Amazon等のネット販売
[ちくちく鳥の絵はがきなどの作品]
・マルシェ黒耀クラフト市
・森田屋
・attala
・こぎつね文庫(2024年3月20日〜27日「春の四つ星展」開催予定)
・本山理咲HP通販などでチェックしてみてください。(本紙二次元コード参照)
◇取材を終えて
理咲さんの漫画は、優しい表現でありながら、物事の問題を捉え、読み終わった後に考えらせられる作品です。ぜひ、ご家族で一緒に読んでいただき、それぞれの立場で意見を交わしてみるのも良いかと思います。
お問い合わせ先:産業振興課農政係
【電話】75-2082
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