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自治体の皆さまへ

地域共生社会の実現に向けて

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長野県長和町

12月3日から9日は「障害者週間」です。国民一人ひとりが広く障がい者福祉についての関心や理解を深めることや、障がい者が社会や経済、文化などの活動に参加する意欲を高めることを目的とした週間です。
長和町では障がいがある人もない人も支え合いながら、誰もが安心して暮らせる社会「地域共生社会」の実現を目指しています。障害者支援施設「山の子学園共同村」では、働きながら知識や能力を向上させる訓練を行うための事業「就労継続支援事業」を実施しています。

■「障がい」について
障がいは誰にも生じ得る身近なものです。身体障がいの半数は18歳から64歳の間の病気や事故によるものです。また、うつ病と診断される人も国民の15人に1人となっています。
障がいは多種多様で、同じ障がいでも障がいの程度による違いや障がいが生じた時期によって違いがあり一律ではありません。また、聴覚障がいや心臓・腎(じん)臓等の内部障がいや精神障がい、自閉症等の発達障がいなど、外見では分からない障がいもあります。
障がいによって生活が制限されることもありますが、地域での自立した生活や就労などは、周囲の理解や配慮があれば行うことができます。
障がいの有無にかかわらず、誰もが人格と個性を尊重(そんちょう)し、支え合う共生社会を目指しましょう。

■障がい者マークご存知ですか?
◇身体障がい者標識
肢体不自由の障がい者が、運転する場合に車に表示するマークです。

◇聴覚障がい者標識
聴覚障がい者が、運転する場合に車に表示するマークです。

◇障がい者のための国際シンボルマーク
障がいを持つ人々が利用できる建築物、施設であることを示す世界共通のシンボルマークです。このマークのある駐車場やトイレなどでは障がいのある人に配慮しましょう。

◇盲人のための国際シンボルマーク
視覚障がいを示す世界共通のシンボルマークです。視覚障がい者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などにつけられるマークです。

◇耳マーク
聴覚障がい者が自らの障がいを表すために身に着けるマークです。このマークをつけた人と話す時は、「はっきり口元を見せて話す」、「筆談をする」などしましょう。

◇ほじょ犬マーク
身体障害者補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)の同伴を啓発するマークです。補助犬はペットではなく、身体の不自由な人の一部となって働いています。補助犬を連れているのを見かけた時は、声をかけたり、なでたりしないでください。

◇オストメイトマーク
人工肛門・人工膀胱の人たち(オストメイト)のための施設があることを表しています。オストメイト対応のトイレの入口や案内誘導プレートに表示されています。

◇ハート・プラスマーク
身体内部に障がいがある人を表すマークです。内部障がいがある人は外見から分かりにくいため、さまざまな誤解を受ける場合があります。このマークを目にしたら、身体に障がいがあることを理解して配慮しましょう。

◇ヘルプマーク
外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている人が周囲に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです。このマークを身に着けた人を見た場合、思いやりのある行動をお願いします。希望者には役場福祉係で配布しています。

※詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。

問合せ:町民福祉課福祉係
【電話】75・2046

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