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自治体の皆さまへ

地球温暖化について知ろう!vol.4

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長野県長和町

■カーボンネガティブ
先月号での『長和町の状況はどうなのでしょう?』の答えです。
予想された方、計画(案)を見ていただいた方もいるかと思いますが、長和町はゼロカーボンを達成していると、計画策定の過程でわかりました。
面積の約86%が山林を占めている長和町では、その豊富な森林資源による吸収量がCO2(二酸化炭素)排出量を上回る状態『カーボンネガティブ』という状態になっており、将来的にも続くと推計されます。
棒グラフは町から出るCO2(排出量を、それを覆っている斜線の網掛けは森林吸収量を表した2030年度・2050年度への将来推計です。(数字は計画で算定された推計値になります。)
※単位(t-CO2)
さまざまな温室効果ガス(大気中に含まれる二酸化炭素やメタンなどのガスの総称)を二酸化炭素に換算し、その重さを表す単位です。

温室効果ガスの排出削減にばかり目が行きがちですが、森林吸収量を維持できなければ、この『カーボンネガティブ』は成り立ちません。CO2を吸収する能力は育ち盛りの若い木ほど高く、高齢化するに従って減退していきます。吸収能力を最大限に生かすためにも、森林の若返りを図っていくことは国も重要な課題として捉えています。

問合せ:町民福祉課 地球温暖化景観担当係
【電話】75-2081

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