百々川に鯉(こい)を泳がそう実行委員会の皆さんと地域の子どもたちが、百々川の名前にちなみ100匹のこいのぼりを高甫橋上流に飾りました。
2004年から毎年行われ、今年で20回目を迎えました。
会長の丸山剛さんは開催のきっかけを振り返り「地域を盛り上げたいと有志が集まって始めた。百々川は水質の影響で魚がすむことができないので、代わりにこいのぼりを泳がすことで、子どもたちの健やかな成長と、魚がすめる川になることを願っている」と話しました。
こいのぼりは、風で絡んでしまうのを防ぐため中に鎖を入れて吊るされています。丸山さんは「試行錯誤してようやくこの方法にたどり着いた」と苦労を語りながらも「きれいに泳ぐ姿を、今年も多くの人に楽しんでもらいたい」と笑顔で話しました。
事務局の丸山忠一さんは、「みんなが喜んでくれるのが一番のやりがい。仲間や地域の子どもたちと一緒にやるのも気持ちがいい」と話し、「外へ出てたくさん遊び、いろいろな経験をしてほしい」と子どもたちへの想いを語ってくれました。
◆飾り付けは5月7日(日)まで
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