たばこが体に及ぼす影響を考えましょう

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◎5月31日は世界禁煙デー、5月31日～6月6日は禁煙週間です

■喫煙がリスクを高める病気
○がん
たばこには約70種類の発がん物質が含まれ、全身のがんとの因果関係が明らかになっています。
○生活習慣病
一酸化炭素やニコチンは、動脈硬化を進行させたり血糖値を上昇させたりと、さまざまな生活習慣病を引き起こします。
○呼吸器の病気
気管支に慢性的な炎症が生じ、呼吸機能を低下させる恐れがあります。特に慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、喫煙者の約15～20%が発症するとも言われています。
【がん】
・肺
・口腔、咽頭
・喉頭
・鼻腔、副鼻腔
・食道
・胃
・肝臓
・ぼうこう
・子宮頸部
【生活習慣病】
・虚血性心疾患
・脳卒中
・腹部大動脈瘤(りゅう)
・2型糖尿病
・歯周病
【呼吸器の病気】
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・呼吸機能低下

■受動喫煙による周囲の人への影響
受動喫煙とは、たばこから出る煙(副流煙)や喫煙者が吐き出す煙(呼出煙)に周囲の人がさらされる状態をいいます。
副流煙や呼出煙には高い濃度の有害物質が含まれており、喫煙している本人だけでなく、周囲の人にも影響を及ぼします。妊婦や乳幼児が受動喫煙してしまうことで、早産、胎児発育遅延、乳幼児突然死症候群の危険性が高まる恐れがあります。

■須坂市の割合
2022年1月に市民を対象に実施した健康意識に関するアンケートでは、喫煙者は14%であり、そのうち26・9%の方が「やめたい」、32・3%の方が「本数を減らしたい」と回答しています。
禁煙は何歳から始めても遅すぎるということはありません。自分、まわりの人のために禁煙に取り組みませんか。長野保健福祉事務所では卒煙相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。
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問合せ：保健センター
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