今の生活習慣がこれからの健康の鍵～高血圧を予防しましょう～

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◎5月17日は世界高血圧デーです。血圧を測って健康状態を確認してみませんか。
高血圧は、症状がほとんどなく気付きにくい病気です。高血圧状態が続くと、血管が傷みやすくなり、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などを引き起こす原因になることがあります。

■測るたびに血圧は変わる
血圧は心臓から送り出された血液を全身に運ぶために必要な圧力です。血圧は時間帯や季節、日常生活、精神状態、ストレスなどのさまざまな要因によって変動します。
下のグラフから1日の血圧変動の例を見ると、夜間に低下し、早朝に上昇しています。正常血圧の方も高血圧の方も、1日の変動は50mmHg以上あります。
そのため、1回の測定では正確な判断ができません。毎日同じ時間に測定することで、自身の健康状態を確認でき、高血圧の発見につながります。
【家庭で血圧を測ろう】
測定のポイント
・朝と夜にそれぞれ2回ずつ測る。
・イスに座って1～2分深呼吸してから測る。
▽1日の血圧変動の例(正常血圧者)
(参考　保健活動を考える自主的研究会)

▽正常血圧の基準値

■減塩で高血圧を防ぐ
高血圧予防のために「減塩」は効果的な取り組みのひとつです。
加工食品や外食、市販の弁当など、普段の食事から知らず知らずのうちに塩分を取りすぎているかもしれません。自分が1日にどれくらい塩分を取っているかを調べ、食生活を見直してみませんか。
【尿中塩分測定】
方法：保健センターでお渡しする専用の容器に尿を取って提出します。
※結果は後日個別にお知らせします。
※須坂市民は無料です。
【塩分濃度測定】
ご自宅で作ったみそ汁やスープなどの塩分濃度を調べることができます。
方法：測定するものを少量(15ミリリットル程度)保健センターへご持参いただき、塩分濃度計で計測します。

■須坂市の取り組み
【毎月17日は「減塩の日」】
市では減塩に取り組むきっかけとして、毎月17日を「減塩の日」とし、保健センターで減塩商品を展示しています。
【おいしい減塩レシピを紹介】
1人分が塩分1グラム以下で作れるレシピを市ホームページで紹介しています。減塩が続かない方、減塩の方法を知りたい方も自宅で作って、味覚のチェックに役立ててください。
【減塩相談】
普段の食事の塩分量やカロリーを管理栄養士が計算します。また、個別の健康相談にも応じます。お気軽にご相談ください。

問合せ：保健センター
【電話】026-248-9023