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地域を水害から守る・1

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長野県須坂市


いつもは穏やかな千曲川が氾濫、地域に甚大な被害をもたらした令和元年東日本台風、いわゆる台風19号災害から3年半が過ぎました。そこでの経験や教訓から、現在、国・県・千曲川流域の市町村が連携して、防災・減災を図るための「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」を進めています。
須坂市においても、国による村山橋から下流の堤防強化工事とともに、住民が災害予測時に取るべき行動を示す事前防災行動計画「コミュニティ・タイムライン」の策定が行われています。
今月は、地域を水害から守るためのハード・ソフト両面にわたる対策と現状について特集します。


流域の市町村でも、河川水位を低下させるための取り組みが進められています。狭窄(きょうさく)部(川幅が急に狭くなる場所)では川底などを掘って、水が流れる面積を広くする河道掘削工事を実施しています(写真上)。
また、大きな洪水の時に水を一時的にため、下流の水位を低下させる遊水地の整備も各所で計画・実施しています(写真下)。
これらの整備事業を行うことで須坂市域の安全性が高まります。


信濃川水系の早期の復旧・復興、さらなる安全・安心の確保に向けたプロジェクトです。
(1)河川における対策(2)流域における対策(3)まちづくり・ソフト施策の3つの柱からなり、2027(令和9)年度を目標に、河道の掘削、堤防の強化、遊水地の整備などのほか、地域連携によるソフト面の減災対策を総合的に進めています。



・信濃川水系(千曲川)緊急治水対策プロジェクトなどの詳細は
国土交通省千曲川河川事務所
【電話】026-227-7611

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