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自治体の皆さまへ

地域を水害から守る・2

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長野県須坂市


・北相之島町の黒岩三智(かずとも)さん
堤防が頑丈になって、とてもありがたく思っています。下流の中野市の立ヶ花の掘削工事も進められ、越水や堤防決壊の心配が減りました。台風19号の際、千曲川の水位が上がり、八木沢川樋門のポンプが停止され、被害を大きくしました。八木沢川の改修もお願いします。
タイムラインは昨年作成し、運用訓練を行いました。今後も定期的に訓練を続けて、住民と共に安心安全な地域づくりに努めていきます。

・村山町の黒岩喜一(よしかず)さん
台風19号では区民に避難指示が出され、私の家族も親戚宅に避難しました。河川敷の農地は浸水で大きな被害を受けました。
村山地区でも堤防工事が進められています。工事は越水による堤防決壊の教訓から、堤防を強化するとともに勾配を緩やかにすると聞いています。河川敷農地への農道通路は減りますが、住民の安心安全のため一日でも早く完成してほしいです。


コミュニティ・タイムラインは「いつ」、「誰が」、「何を」するかに着目して、防災行動とその実施主体を時系列で整理した計画です。「早めの準備で逃げ遅れを防ぎ、命を守る」ために大変有効です。
北相之島町区の事前防災行動計画「コミュニティ・タイムライン」(下図参照)は、区と市、千曲川河川事務所が連携し、ワークショップや検討を重ねて2022年9月に試行運用版を作成しました。同年10月にはこのタイムラインに沿って避難訓練を行い、課題を探り、改善を図りました。
2023年2月には、タイムライン防災・全国ネットワーク国民会議が主催する「タイムライン防災・カンファレンス」で、全国の先進事例として発表しました。
この会議は2022年5月に設立され、2023年4月時点で、全国の市町村長人が委員に名を連ね、県内では須坂市・長野市・伊那市が参画しています。

問合せ:総務課
【電話】026-248-9000
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