今年もどうぞよろしくお願いします。
令和6年能登半島地震により、亡くられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
■鳥獣被害対策
昨年10月に熊の被害で1名の尊い人命が奪われるという痛ましいできごとがありました。痛恨の極みであり、改めてご冥福をお祈りします。
鳥獣被害対策、特に熊被害対策について、雪解け時期から対策に取り組めるよう、有識者から指導をいただきながら検討を進め、できる限り新年度予算に盛り込みます。
■駅前ホテル建設
民事調停の場を通じ、できるだけ早期に事業者と合意できるよう努力します。
■治水対策
城山雨水排水ポンプ場の完全復旧および整備工事が完了しました。市街地については、さらに有事の貯水能力を高めるため、雨水貯留施設の整備を順次進めていきます。
蓮の遊水地整備については、大切な先祖伝来の農地を提供くださる地元の皆さまの思いを受け止めながら課題解決を図り、事業を推進します。
また、昨年水防拠点となるMIZBE(みずべ)ステーションが国土交通省に登録され、今年はその具体化に向けての検討を進めます。
■除雪対策
高齢者など自力で自宅の除排雪ができない方のために創設した雪かき支援事業の本格実施となりました。建設業協会、シルバー人材センター、各地域の除雪支援隊の皆さんなどのご協力のもと、冬期の安全・安心を確保します。
■子ども子育て支援
昨年の紙おむつ持ち帰り不要化、学校給食費無償化第一弾(保護者負担4割軽減)、18歳までの窓口医療費完全無料化に続き、生活応援券の18歳以下のお子さん分の上乗せ(関連本紙4ページ)を行います。さらに学校給食への減農薬で栽培されたお米の導入などについて、新年度予算で具体化できるよう進めます。
■健康のまちづくり
昨年は、健康のまちづくり友好都市連盟に32番目の自治体として加盟し、福井大学医学部の井階友貴教授による健康まちづくりの講演・パネル討論などを3回開催しました。
今年はこの流れをさらに推し進め「自分の健康を自分で守る」という意識のもと、人口減少・医療介護資源が不足する時代に、何ができるかについて、皆さまとともに考えます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>