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自治体の皆さまへ

〔特集〕なりたい『あなた』に会えるまちをめざしてー令和4年度高森町の決算ー1

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長野県高森町

9月21日、令和4年度の決算が議会で認定されました。
この特集では、町の現在の財政状況や令和4年度にどのような事業を実施したのか、その一部をご紹介します。

[入ってきたお金(歳入総額)81億6354万円「前年度」83億3692万円]ー[使ったお金(歳出総額)74億2761万円「前年度」75億4330万円]=[差引(形式収支)7億3593万円「前年度」7億9362万円]
皆さんは「財政」と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか?財政とは町のお金の動きを表す言葉で、町民の皆さんからお預かりした税金などを、町民の皆さんのために使う一連の流れのことを示します。
町ではまちづくりのために行う事業に対し、どのくらいお金が必要かを考え、入ってくるお金と使うお金を調整しています。
ここで紹介する内容はどれも皆さんの生活に直結したものばかりです。町の事業や財政状況を確認し、一緒に高森町の未来について考えてみましょう。

■指標で見る町の財政状況
◇財政力指標
どの程度自力で行政経営を行えているか判断する指標です。

・低いほど国からの地方交付金に依存している状況。
・1.00を越えると財源に余裕のある団体とされ、地方交付税は交付されない。
・R4県平均…0.38

◇実質公債費比率
自治体の収入(標準財政規模)に対する毎年の借入金(起債)の返済を割合で示したものです。

・早期健全化基準…25%(イエローカード)
・財政再生基準…35%(レッドカード)
・R4県平均…6.3%

◇将来負担比率
自治体の収入(標準財政規模)に対する負債の大きさを割合で示したものです。

・早期健全化基準…350%

Q:高森町の財政状況は健全なのでしょうか!?
A:現在は健全な状態を維持しています。
今後、投資的な事業を進めていくことで、財政の健全化を示す指標はある程度上下することが予想されますが、有効な財源を確保しつつ、健全な財政状況の維持に努めます。

「貯金(基金)はほぼ横ばい」

「借入金(起債)は減少」

令和4年度に町に入ってきたお金と町が使ったお金を示す決算(確定金額)は、引き続き黒字となりました。
また、貯金にあたる基金はほぼ横ばいで、借金にあたる起債は減少ました。
町のお財布事情(=財政状況)の健全性を示す「実質公債費比率」と「将来負担比率」と呼ばれる2つの指標は、いずれも財政状況の改善が必要とされている「早期健全化規準」を下回っており、健全な状態と言えます。
特に町の借入金については、その返済に国からの交付税で賄われる部分もあるため、必要な事業に必要な投資を行う上で効果的な手段と言えます。今後も借入金が増えすぎないよう注意しながら、健全な状態を維持して持続可能な行政運営に努めます。
次のページでは、令和4年度に実施した主な事業を紹介します。

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