文字サイズ
自治体の皆さまへ

〔特集〕「農」と歩む〜未来を担う若手農業者の思い〜(4)

4/26

長野県高森町

ー手掛けている品目、品種も多いんですね。
梨は幸水、あきづき、豊水、南水の4種類を中心に、桃は早生の品種とあかつきを作っています。またブドウはシャインマスカットとクイーンルージュ、そのほかにも何種類か。秋から冬にかけては市田柿ですね。年間を通じて作業内容が変わるため、新鮮な気持ちでできるという良さはあるのですが、常に忙しくなってしまうので、今後品目なり品種を絞って効率よくできるようにしたいですね。

―ブドウは祥太さんが新しく始めたそうですね。
今まではもともと手掛けていた品目を受け継ぐ形でずっとやってきましたが、やっぱり自分で何か一からやってみたいという気持ちがあって。自分で始めたからこそ責任も伴いますし、やりがいにもつながっています。

―農業の魅力は?
自然の中で働くのはとにかく気分がいい!上下関係もなく、自分のペースで働けるのは気楽です。また、一から十まで手をかけた果実が育っていく姿を間近に見られることにも喜びを感じますね。うちは個人出荷もしているので、お客さんから直接「おいしかったよ」という声が聞けるとやっぱりうれしいです。

ー今後の課題は?
家族と過ごす時間がなかなか取れないのが目下の課題です。息子が2歳4カ月になるのですが、本当に可愛いし、今しか見られないしぐさや行動もあるので、もっと一緒に過ごせる時間を作りたいと日々思っています。自分の頑張り次第で時間を調整できるのはこの仕事のいいところなので、今後活かしていきたいです。

―最後に、これからの目標を教えてください。
常に目指しているのは「食べておいしいと感じる果物を作る」ということ。大きくて立派な梨や大粒で高糖度なブドウ、きめ細かな粉をしたキレイな市田柿など、今よりもっと質の良い果物が作れるよう進化していきたいです。一生懸命仕事をすることで、子どもにも頑張っている父親の姿を見せたいですし、いつか一緒に農業ができたらいいなというのも夢ですね。

■農業は、わたしたちの生活に欠かせない食べものを供給する重要な産業です
ーあなたも…農業はじめませんか?ー

◇農業をやりたい!
…けどさまざまな疑問が
・自分で食べる物を栽培・収穫してみたい
・生活の一部に農業を取り入れてみたい
・農業を始めるにはどんなことが必要なのかな?
・農業やってみたいけど自分で経営するのは不安
・農地が無いけどどうしたらいいの?
・今まで農業の経験がないけど出来るのかな?

農業に関するお問い合わせ・ご相談:
・産業課農業振興係【電話】35-9405
・高森町営農支援センターゆうき【電話】35-3044

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU