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〔特集〕夢に向かって漕ぎ出せ!〜カヌーのまちづくり〜(2)

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長野県高森町

■ひたむきに、まっすぐに努力を重ねて目指すは国スポ出場!
長野県カヌー協会 国民スポーツ大会強化候補選手
高森中2年 小松原由乃さん(14)
小松原さんがカヌーと出会ったのは小学校6年生の時。きっかけは令和3年に行われた「NAGANOスポーツ☆キラキラっ子育成プロジェクト」への応募でした。このプロジェクトは、信州やまなみ国スポに向け、将来トップアスリートとして活躍できる人材の早期発掘・育成を目的に長野県が実施したもの。「もともと体を動かすのが好きだったので、合格してスポーツ選手になれたらいいなと思い応募しました」と話す小松原さんは、1次選考会のDOSA(スポーツ能力測定)を成績優秀者として通過し、厳しい2次選考会にも合格。長野県キラキラっ子3期生として県が実施する育成プログラムに参加することになりました。
自身がどの競技に取り組むかを選ぶため、合格後、自転車やトランポリン、トライアスロン、射撃、ウエイトリフティングなどさまざまな競技を体験。その中で、小松原さんが一番魅力を感じたのがカヌーでした。
「高森町が『カヌーのまち』というのは知っていて親近感がありました。実際にやってみたら景色もいいし気持ち良くて、本格的にやってみたいと思いました」と小松原さん。そこからカヌーの専門家である長野県カヌー協会の武江一先生による指導がスタート。シーズン中は安曇野で行われる練習に参加し、4月〜7月、9月〜12月は高森中のプールに設けられるカヌーコースで練習に励んでいます。
競技カヌーにはスピードとテクニックの両方が必要。「練習の際のタイムアタックで、タイムが1秒でも縮まるとうれしいです。逆に難しいなと感じたのは『思ったより動きが小さい』と先生に言われたこと。肩甲骨が硬いみたいで苦戦しています」
長野県カヌー協会が定める「国民スポーツ大会強化候補選手」にも選ばれ、練習がない日でも自宅で肩甲骨を開く練習やバランス練習、夜寝る前の腹筋などのトレーニングを欠かさず行っています。
「プールでの練習は穏やかで漕ぎやすいですが、川や湖に出ると波があるので違う楽しさがあります。青木湖に出たり、天竜川を下った時は、景色がキレイで楽しかったですね。高森町にMIZBEステーションができたら、そこで練習できるようになるかもしれないと聞いたので今から楽しみです」と笑顔で話す小松原さん。一人で練習することも多いため「もっと仲間が増えたらいいな」と願っています。
国スポが開催される令和10年には19歳になる小松原さん。「これからの5年間、少しでも多く練習を積んで上達し、国スポ選手になれるよう頑張ります!」とまっすぐな眼差しで語ってくれました。

■国民スポーツ大会が高森にやってくる!
ーカヌー乗艇体験会を開催しますー
令和10年長野県開催予定の第82回国民スポーツ大会「信州やまなみ国スポ」にて高森町が“カヌー競技”の会場地に内定しています。そこで、カヌーを身近に感じてもらうために乗艇体験会を開催します。小さなお子さんでも楽しめるパックラフトもご用意!ご家族・ご友人お誘い合ってご参加ください。
日時:10月1日(日)午後1時30分~3時00分(予定)
会場:高森中学校プール
募集人数:20人
持ち物:
・濡れても良い格好(水着・ラッシュガードなど)
・タオル
・飲み物
申込方法:二次元コードからGoogleフォームに必要事項を入力するか、もしくは、教育委員会事務局社会教育係へ電話でお申し込みください。

問い合わせ先:教育委員会事務局 社会教育係
【電話】35-9416

◇ご紹介「たかもりカヌークラブ」
カヌーが好きな人で集まって作った有志団体です。
カヌーに興味がある人はぜひ一緒にカヌーをしましょう!
クラブ所有の道具をお貸しできますのでカヌーに触れたことのない方でも、お気軽にご連絡ください。
たかもりカヌークラブの活動はFacebookよりご覧ください。

たかもりカヌークラブへの問い合わせ:
【電話】090-3312-0493(クラブ代表 松崎)

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