◎岸川さんが代表理事を務める「未来の大人応援プロジェクト」は、全国の学校を舞台にSBP設立のアドバイスや設立後の支援を行っています。北海道から沖縄までその活動は個性豊か。参加校が三重県伊勢市に集合する年に1度の祭典「全国高校生SBP交流フェア」や、全国の高校生がzoomなどでつながり、ひとつのテーマについて議論・決定し、夢を実現する「全国高校生1億円プロジェクト」など多彩な活動を通じて日本各地に良い風を吹かせています。高森中で行われた講演会でも、2年生の生徒たちが岸川さんの話に熱心に耳を傾けました。
■「未来の大人(子ども)」たちが演じ、学ぶ最良のステージを用意するのが大人の義務
皇學館大学 現代日本社会学部教授
一般社団法人「未来の大人応援プロジェクト」代表理事
岸川政之
昭和32年、三重県多気郡大台町生まれ。大学を卒業後、多気町役場へ入庁。税務課、教育委員会、農林商工課などを経て、高校生レストラン「まごの店」や「せんぱいの店」などを手がけ、平成23年「まちの宝創造特命監」就任。平成27年に退職し、現在は皇學館大学現代日本社会学部教授、(株)百五銀行公務部シニアアドバイザーなどを務める。平成29年「未来の大人応援プロジェクト」を設立し代表理事に。著書に「高校生レストランの奇跡」(伊勢新聞社)。
■子どもたちの輝きが人と人を結び 大人も輝ける町になってほしい
高森町長
壬生照玄
昭和45年、高森町山吹生まれ。平成6年大東文化大学文学部卒。同年、高森町役場へ入庁。税務課、まちづくり研究室(総務課)、教育委員会事務局長を経て平成26年より経営企画課(室)長としてまちづくり基本条例などを制定。平成30年1月高森町町長に就任。令和4年再選(2期目)。
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