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【特集】山本むつ市政始動

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青森県むつ市

4月24日朝、多くの市民や職員に出迎えられる中、初登庁した山本知也市長。むつ市の新時代についてお話を聞きました。

◇まず取り組みたいことは何ですか。
物価高騰対策です。物価高騰は全ての市民のみなさまが影響を受けているため、プレミアム付商品券という形で実施します。また、2025年に下北半島縦貫道路の一部が開通するため、観光・産業・雇用の機会に繋げられるよう、プロジェクトチームの発足について検討していきます。

◇むつ総合病院についての取り組みについてお聞かせください。
市民のみなさまから聞かれるのが待ち時間の長さです。この点については、DX(デジタルトランスフォーメーション)を取り入れ、診察時間までの待ち時間が分かる仕組みづくりをしていきます。
また、青森県と連携をしながら、医療機能の充実や医師の確保に向けて全力で取り組んでいきます。

◇子どもの意見を市政に反映する仕組みづくりについてお聞かせください。
今年度中に子どもの意見を聞く人材として「子どもの人権擁護委員」を任命し、直接子どもの意見を聞く仕組みづくりをしていきたいと考えています。

◇どのような市長になりたいですか。
信念である「日月に私照無し」のように、市民のみなさまが公平・公正に恩恵が受けられるよう、市民のみなさまと一緒にむつ市政を運営していきます。

・大瀧むつ市議会議長と面会
・幹部職員へ向けて訓示
・臨時会で施政方針を表明

■山本市長ってどんなひと?
Q:趣味は何ですか。
A:ランニングと読書と子どもと遊ぶことです。ランニングは瞑想や坐禅と同じ効果があると言われていて、心身のバランスを整え、脳内をリセットし、新しい政策を考える時間にもつながっています。

Q:むつ市職員や青森県議会議員時代の思い出や苦労話を教えてください。
A:むつ市職員としては市長の秘書として、そして青森県議会議員としても、常に宮下前市長の発信力、政策のスピード感、実行力を間近で見てきました。リーダーとしての資質、全てを宮下前市長から学んだ思い出話というよりは、貴重な時間を過ごせたことに感謝しかありません。

Q:市民のみなさまへメッセージをお願いします。
A:平安時代の教訓書『実語教』に「山高きが故に貴からず、樹有るを以て貴しと為す」という言葉があります。山に価値があるのは高いからではなく、木があるから山としての価値があるという意味です。
私は、「山」を「市長」に当てはめ、市長という役職や肩書き自体に価値があるのではなく、「木」になぞらえるのは、市民のみなさまに喜んでいただける「政策」であり、この「政策」を考え、実行し、育てていくことが大切であり、市政を担う責任者としての価値があると考えています。常に市民のみなさまの目線に立ち、共に考え、未来に希望をつないでまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

■むつ市長
山本知也

◇PROFILE
山本知也/やまもとともや
昭和58年2月19日生まれ。
40歳。むつ市出身。
法政大学経営学部を卒業後、平成18年むつ市役所採用。平成30年むつ市長秘書。令和元年青森県議会議員。令和5年4月23日むつ市長就任。

◇むつ市の未来に希望をつないでいく
4月23日に執行されたむつ市長選挙において、2万204名の方からご支持をいただき、市政を担わせていただくことになりました。
改めて、その責任の重さを感じ、常に市民のみなさまの目線に立ち、共に考え、ご期待にしっかりお応えできるよう決意を新たにするとともに、更なる飛躍につなげていかなければならないと実感しております。
私の原動力は、すべての子どもたちの笑顔のために地域のことを思い、地域をなんとかしたいという強い想いです。
むつ市に生まれた子どもたちに、「このまちで生まれてよかった。」
むつ市で学び、育った若者たちが、「夢を叶えられてよかった。」
むつ市で暮らす全てのみなさまに、「このまちで暮らせてよかった。」
そう言っていただけるように、むつ市の未来に希望をつないでいく所存でございます。
市政への情熱と新たな課題へ積極果敢にチャレンジする姿勢で、私を育んでくれた、この大好きな『むつ市』を更に発展させるため、全身全霊をもって取り組んでまいります。
一層のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

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