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けやぐ とわ!番外編(3) 青森県型地域社会を考える

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青森県今別町

■地域の強みを再発見しよう!
青森県立保健大学の学生の皆さんが昨年に行った調査のオンライン報告会が三月十四日に行われました。今別町と大鰐町で行われた調査の結果とそれを踏まえた各町の可能性について報告をしてくださいました。
今別町の強み・良いところとして指摘されたのは、町民同士に信頼関係があること、荒馬を中心に町外とのつながりがあること、パンフレットや体験による魅力の発信がされていることなどでした。AJITOマルシェに訪れた人々からの聞き取りから、今別町の周辺地域を訪れた人が今別町に立ち寄っている傾向があることに気づいた学生さんからは、周辺地域のイベントから町のイベントへはしごできるとより楽しめるのではないかという提案がされました。「食」に焦点を当てた学生さんからは、グランピングの食事として町の特産品を使ったセットメニューが提案され、今別町の食と観光の可能性が明らかにされました。
学生さんの報告を聞いた参加者の皆さんからは「この活動ならできそう!」「各町の歴史についても触れられるともっと良いと思う。」「新しい活動をするためにも、今ある活動を続けるにも、誰がそれを実行するのかが課題だ。」などの意見が出されました。「自分たちにできるのは元気に長生きすること!健康寿命九十九歳を目指して頑張ります!」と力強い宣言もあり、とても前向きなディスカッションとなりました。
地域で人々が生活していくためには、支援する側・支援される側という関係を超えて、誰もが何かしらの役割を持ち、誰かの役に立てる地域がつくられることが必要です。皆さんが担っている役割にはどのようなものがあるでしょうか?当たり前のことだと思っていることが、他者から見ればすごいこと・びっくりすることであるかもしれません。「これをしている」「こんな成果がある」という視点だけではなく、「とくに何をしているわけではないけれど、大切なことだよね」と思うものに注目してみると、これまで気づかなかった役割に気づくことができるかもしれません。

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