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(特集)八戸市まちの魅力創生ネットワーク会議 今年度も始動!

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青森県八戸市 クリエイティブ・コモンズ

◆わたしが育ち、わたしが育てる18年
若者や女性にとって魅力あるまちの実現に向け、調査と検討を行い、市長に対して政策提言を行う「八戸市まちの魅力創生ネットワーク会議」。昨年4月から8月にかけて話し合いが行われ、市長へ提言書が提出されました。今年度、市では提言を踏まえて13事業の取り組みを充実させることにより、若者や女性にとって魅力あるまちづくりを進めていきます。

《提言内容の方向性を議論》
会議では、委員が考える「若者や女性にとって魅力あるまち」を共有したり、アンケート調査をもとに提言内容の方向性やテーマについて話し合ったりしました。

《市長へ提言書を提出》
提言書には4つの「政策の柱」があります。
政策の柱1:親には経済・子育て支援、子には体験支援
政策の柱2:知りたい情報、共感したい想いをデジタルで
政策の柱3:中心街や街並みを再デザインする
政策の柱4:「わたしが育ち、わたしが育てる18年」を大切にする意識をみんなでつくる

《提言を踏まえて市が取り組みます!》
・子ども医療費助成の所得制限を撤廃
・子育て世帯向けに商品券を発行
・1歳までにかかる健診費用を無償化
・病児保育ネット予約サービスの導入
・地域と密着した教育を推進
・親子で一緒にプログラミング教室を開催
・広報はちのへの子育て情報を充実させてリニューアル
・子育てアプリの充実
・公共施設へのキャッシュレス決済の導入
・中心街でのイベントを支援
・市民で賑わう公園への整備
・小・中学生が圏域内の施設などを体験する学習支援
・児童科学館の改修

《今年度も会議を行っています》
今年も市長に提言書を提出する予定らしいにゃ~!
どんなテーマで提出されるか楽しみだにゃ~!

◇若い人がいる、それ以上の宝はない
NPO法人プラットフォームあおもり 副理事長 玉樹真一郎(たまき しんいちろう)さん
当会議の会長。
任天堂(株)を退社後、八戸市へUターンし独立・起業。

・提言のテーマに込めた想いは?
育てられる側かもしれないし、育てる側かもしれない「18年」という時間はみんなに共通しています。「18年」にフォーカスすることで若者や女性にとって住みやすい、住んでいて楽しい、そんなまちになるのではないかと思っています。

・実現する取り組みの中で一番期待することは?
公園の整備に期待しています。子育てしていると、閉じた空間というだけでダメになるときがあるんです。「風があるところに行きたい」みたいな。公園に行ってすっきりして、「今日は一日穏やかに過ごした」「ちょっと心地よかった」みたいなことができたらいいなぁと思っています。

・八戸市に必要なことは?
個人的に、八戸市に一番必要なのは若者です。とにかく若い人がいる、それ以上の宝はないと感じます。若い人が楽しげにしていて、育てる側も楽しげに育てていて、その人生の核になる子どもの18年と、親としての18年にどれだけフォーカスするかが大事だと思っています。

◇勉強以外のことを続けられる環境を作っていきたい
横浜市立大学1年 秋田音々香(あきた ののか)さん
八戸市出身。昨年度、当会議の委員として公募で決まり、今年度も引き続き参加。
「自分ができるんだったら変えてやろう!」という気持ちで応募したとのこと。

・思い入れが強い「政策の柱」は?
『「わたしが育ち、わたしが育てる18年」を大切にする意識をみんなでつくる』が大事だと思っています。私は中学生のとき、八戸について座学で勉強する機会が多かったんですけれども、それでもいざ外に出てみると、学んだことを活かす機会がなかなか無くて。教室での学びを実際に外につなげられるような、学びや体験をする機会が18年間の中にあるのは、ふと「そういえば八戸ってこういうところだったんだな」って思えるのでいいことかなと思っています。

・将来の夢は?
八戸は日本舞踊をやっている方、書道をすごく頑張っている子がいるなど、文化芸術含めて盛り上がれるところが多いと思います。大学で文化政策などについて研究や思考をより深く学び、文化政策・芸術振興の面から地域を活性化し、八戸をもっと盛り上げられるようになりたいと思っています。

問合せ:
広報統計課【電話】43-9317(記事について)
政策推進課【電話】43-2162(八戸市まちの魅力創生ネットワーク会議について)

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