文字サイズ
自治体の皆さまへ

多文化共生シリーズ 特定技能外国人編

29/33

青森県八戸市 クリエイティブ・コモンズ

Q:多文化共生ってなに?
A:国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的なちがいを認めあい、対等な関係を築こうとしながら、共に生きていくことです。
市では、外国人市民も日本人市民も、誰もが暮らしやすいまちづくりを推進します。

Q:特定技能制度ってなに?
A:国内人材を確保することが困難な状況にある産業分野において、一定の専門性・技能を有する外国人を受け入れることを目的とする制度です。平成31年4月から受け入れが可能となりました。不足する人材の確保を図るため特定産業分野(12分野)で受け入れています。

◆外国人住民数(9月30日現在)
1,600人(昨年同時期から287人増!)

・在留資格別
技能実習:613人
特定技能1号:279人
永住者:234人
特別永住者:115人
技術・人文知識・国際業務:66人
その他:293人

・国籍別
ベトナム:428人
フィリピン:346人
インドネシア:205人
韓国:147人
中国:147人
その他:327人

◆特定技能外国人インタビュー
◇カオ ク クアン さん
ベトナム出身、八戸在住4年
(株)セイシンハイテック(桔梗野工業団地内)で働く特定技能外国人。
技術と日本語を学び、技能実習生から特定技能1号へ移行しました。

・クアンさんの上司の小島さん
セイシンハイテックにはクアンさんの他、多くの外国人技能実習生がいます。仕事は言葉で説明するため、日本人は一生懸命に伝えようとする姿、外国人は一生懸命に理解しようとする姿勢が見られ、自然とコミュニケーションが生まれます。

クアンさん:会社は精密機器などの部品を作ったり、組み立てたりする、ものづくりの会社です。私は半自動溶接の仕事をしています。
市職員:技術を要するお仕事をされているのですね。
クアンさん:将来はベトナムに帰り、学んだ技術を生かし伝えられるようになりたいです。
市職員:しっかり目標をもっているのですね。
クアンさん:八戸ではベトナム人同士や、他の国の人など、交流する機会が少ないです。もっとたくさんの人と交流できる場があれば、八戸で働きたいと思う外国人が増えると思います。
市職員:コミュニティの形成は多文化共生においてとても重要ですね。

深刻化している人手不足の解消のみならず、少子高齢化が進む地域社会の担い手として、外国人人材は必要不可欠です。
住民との共生や、「選ばれる八戸」になるための取り組みも重要になっています。

◆八戸市の多文化共生推進への取り組み
・多言語翻訳機を配置しています。
AIによる機械翻訳と、オペレーターによるビデオ通訳の両方が利用でき、状況に応じたコミュニケーションをとります。
(機械通訳31言語・ビデオ通訳12言語)

・外国人コミュニケーション支援員を配置しています。
外国人住民と行政窓口のコミュニケーションをサポートします。

外国人相談窓口 受付時間:(月)~(金)8:15~17:00
お近くの外国人の方へお知らせください!

問合せ:市民連携推進課(八戸国際交流協会)
【電話】43-9257

問合せ:市民連携推進課
【電話】43-9257

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU