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自治体の皆さまへ

地域包括支援だより

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青森県大鰐町

■「人生会議」はじめませんか?
誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やケガをする可能性があります。
命の危険が迫った状態になると、4人のうち3人が、これからの医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。
そのため、元気なうちから人生の最終段階の医療やケアについて考えておきましょう。

◆人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)とは?
もしものときのために、あなたの大切にしていることや、どこでどのような医療やケアを望んでいるかなどについて、自分自身で考え、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有することを「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」といいます。
これらの話し合いは、もしものときに、あなたの信頼する人が、あなたの代わりに医療やケアについて難しい決断をする場合に重要な助けとなります。

◆どんなことをすればいいの?
心身の状態に応じて意思は変化することがあります。次の4つのステップに沿って、何度でも繰り返し考え、話し合いましょう。

◇あなたが大切にしていることは何ですか?
⇒家族と過ごせる、仕事を続ける、趣味を続ける、人の迷惑にならない、など

◇あなたが信頼できる人は誰ですか?
⇒あなたの代わりにあなたの思いを伝えてくれる人(家族や医療従事者など)を決めて、あなたが大切にしている価値観や人生観を知ってもらいましょう。

◇信頼できる人や医療・ケアチームと話し合いましたか?
⇒現在の体のこと、病気のことなど、かかりつけ医に聞いてみましょう。家族や信頼できる人、医療・介護関係者と話し合ってみましょう。

◇話し合いの結果を大切な人たちに伝えて共有しましたか?
⇒話し合ったことは記録として残しましょう。希望や思いは、時間とともに変化し、健康状態によって変わる可能性があります。繰り返し考え、話し合い、大切な人たちに伝えて共有しましょう。

詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
【URL】https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02783.html

問合せ:保健福祉課地域包括支援係
【電話(直通)】55-6569

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