意外と知らない!?特集!ディープな平川市(3)

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■市内に牧場が!「たにかわ牧場」
市内に牧場があること、知っていましたか?切明の津根川森に広大な放牧地をもつ「たにかわ牧場」。平川市のこれほど奥の山に牧場があるなんて、知らなかった方も多いのではないでしょうか。
ここで育てているのは、津軽育ちの高級黒毛和牛「ひらかわ牛」。南八甲田の綺麗な空気と美味しい水、主に米どころである地元の稲わらを飼料としており、牛たちはストレスなく育ちます。
ひらかわ牛は、柔らかい赤身と甘い脂が程よい霜降りでとろけるような美味しさですよ!

■こんな山奥に「マリア清水」
市内の善光寺平の山奥にマリア様の像がある!?という噂を聞いて行ってみました。
近くまで行くとそれらしきものを発見。見上げると斜面の中腹に白いマリア像がにひっそりと佇んでおり、下の方を見ると清らかな湧水が湧き出ていました!マリア清水については、戦後、黒石カトリック教会が善光寺平に小さなキリスト教会を設けて布教活動を行っており、とてもおいしい清水が湧いているところにマリア像を建てたようです。フランスの「ルルドの泉」にあやかり、山に来る人々の喉と心を潤す水辺にマリア像を建てて祭ったと伝えられています。

■昭和レトロが満載「碇ヶ関ドライブイン」
碇ヶ関ドライブインはとても居心地の良い休憩所・お食事処です。店名が一文字ずつ書かれた看板や昔からの広いお座敷、手書きメニュー、カーテンや照明の雰囲気など、レトロ感満載です!
食事メニューの種類が豊富なのも特徴!碇ヶ関特産の自然薯を使ったもちもち皮の「自然薯またぎ餃子」や懐かしい味わいのラーメン、レトロ感のある「ハムエッグ定食」など。道の駅から少し足を伸ばして、ぜひ碇ヶ関ドライブインに立ち寄ってみてくださいね。

▽碇ヶ関ドライブイン
碇ヶ関諏訪平18-9
10：30～20：30
※定休日なし
【電話】45-2473

■リニューアルした「郷土資料館」
文化センター内にある「平川市郷土資料館」は、弘前大学との協働でスタートした「文化財を活かした魅力発信事業」のもと、令和元年にリニューアルしました。弘前大学の学生たちと共に作り上げたもので、展示内容が充実してパワーアップしています!
平川市(平賀町、尾上町、碇ケ関村)の歴史はもちろん、弘南鉄道やりんご産業の話まで展開しています。りんご生産で昔実際に使われていた看板や道具、当時の写真なども見ることができますよ。昭和30年代の日本家屋をイメージした展示もあり、展示物に触れることもできるのです!ひょうきんな表情の土偶もいるのでぜひチェックしてくださいね。

■盛美園では必見「御宝殿(ごほうでん)」「盛美館2階」
盛美園と聞くと美しい庭園を想像する方が多いと思いますが、他にも見どころがあるのです!それは、清藤家の位牌堂(いはいどう：霊魂を祭る場所)である「御宝殿」と「盛美館2階のお部屋と空中楼閣(くうちゅうろうかく)からの眺め」です。
「御宝殿」は、堂内が金箔に覆われており豪華絢爛!日本最大のクジャクの蒔絵はその豪快さに圧倒されます。開園から30分に一度公開しており、必見です!「盛美館」は、庭園を眺めるために建てられた和洋折衷の建物で、1階は純和風、2階は洋風となっています。普段は2階は一般公開されておらず、ガイド付きでのみ公開しています。美しい装飾の天井や洋間の応接室などが印象的で、空中楼閣からは美しい庭園と遠くには梵珠山を眺めることができますよ!